集体払塵


今年の武術界は、世界中で大きな動きがありました。

それが日本国内では今ひとつだった理由は、先月下旬に発表された東京五輪追加の提案項目で組織委員会の指摘通りに、

「日本国内での盛り上がりに欠ける、普及度のばらつきか顕著、若者重視ではない」というものでした。

これがはっきりさせられたことは、とても大事で、

国内の運営組織の多くにも反省して今後の活動が良い方向へ向かうべくアクションを起こして欲しいと思います。

(※これだけ、判明していても反省なく、従来通りの「日本国内での盛り上がりに欠ける、普及度のばらつきか顕著、若者重視ではない」を行えば、そこに将来への展望が生まれることはないでしょう・・ここもよくありがちな完全に全部が駄目になってから気付くのはやめたほうがいいと思います)


しかしながら、国内の多くの皆さんに「武術:WUSHU」の認知が上がったことは非常に良いことで、近い将来に実現できるオリンピック項目化の成功へ向けてこれからも頑張りたいと思います。

私がリアルタイムで憧れた10年年長で、映画少林寺で活躍した「胡堅強」先生、西安の英雄「趙長軍」さん、そして安徽省武術隊の雄、6つ年長で兄弟子の賈平さん。

そして、私の代以降での年下後輩の武術健将たち、








オリンピック・ムーブメントが動き出した2006年前後からの活躍、そして今が絶頂期の世代たち。





これからの武術界は、未だ知られぬ人が未来を動かす・・・そんな時代の到来。