季節も仲秋から晩秋への気配の移行を感じられる時候になりました。

オリンピック・ムーブメントの今後もひと段落したので、今後はもう私たちそれぞれの武術活動にかかっていくことになると思います。

今年は時期的に私たちの活動も段位制導入から、新規競技項目、そしていつもの健身養生と落ち着き、先月の交流会で今後の方向性も皆さんで楽しみながら実感を得たことで益々の発展を目指したいと思います。

こうして今展望して、この1年間でやはり皆さんの一番の頑張りがあったのは太極拳項目だったと思います。

その頑張りを更に活性化して、来年は中国との交流年になるので、2年後の2017年にまた2024年オリンピック項目の申請などが始まる年に合わせてまた国際大会の競技会で(できれば上海が嬉しい)今年のようなまた新しいレベルアップの皆さんで大会を楽しみたいと思います。

そのために今月から龍身蛇形太極拳に力を入れて練習活動を始めました。

その他は伝統陳式太極拳の基本功、用法、推手です。10月25日の秋の野外練習交流会では、龍身蛇形太極拳と連動する、基本功、用法、推手を行います。

武術系も武術班に新しいメンバーも加わり、準武術隊的な練習を行っていきます。

全体練習で武術基本功は一緒に行い、秋はこれから散手攻防技術での技法も練習します。

途中で項目分けで、規定一二段長拳、三段長拳まで練習し、

三段長拳の対打、析招が行えるようになりましたら、自選項目で自選長拳や伝統拳、器械へと移行していくようにします。

大会が終わり、武術隊の競技用の特別訓練はしばらく休止になるので、各自で筋力アップや跳躍動作を頑張ってグレードアップ、レベルアップを行って欲しいと思います。

今回の2020年東京五輪追加項目でのことや、それを受けての日本国内の武術関係の人達の動きを見ていて解ったことは、

もう過去は過去であり、

これからの明るい未来を構築していく方々は今現在に頑張っている皆さんたちであり「古いノスタルジーに染まっている方々ではない」という実感がありました。

我々は新しい可能性満載の「龍身蛇形太極拳」温故知新で「伝統華侘五禽戯」正しいスタンダードスタイルの「武術:WUSHU」をしっかりと頑張って皆さんと楽しくやっていけば、

将来の日本での「武術界」での、新しい歴史の1ページを刻むことになれたら幸いにも思います。

進一歩、一歩。

頑張ります。