
今週になり、秋雨前線がやってきて秋モードに入り、あの熱かった夏ももう過ぎ去って行きました。
ふと去年の今は何を自分は考えていたのだろうと思ったら、
こんなことを綴っていました。
2014年8月29日付
2014年8月30日付
今年は大会を通じて良い成績を残すことが出来て、これからいいかたちで全体のレベルが上がって行きそうです。
大会は毎年出場すると、そのモチベーション維持や項目でのスタイル変化などが大変なので2年に一度の参加にしました。
2年後2017年は、またシンガポールか香港か上海でよりグレードアップして望みたいと思います。
本音を言うと、やっぱり一番慣れた上海で段位考試と龍身蛇形太極拳、健身気功五禽戯、伝統華侘五禽戯、馬王堆導引術、そして武術項目も高難度動作を組み込んでチャレンジできたらいいな、と考えています。
来年2016年はもうヒアリングが終わり、9月の2020年東京五輪追加項目発表の結果待ちまで時間が1年以上あるので、その「時間」をうまく活かして更なるステップアップを全体で目指したいと思います。
※来年の9月の発表以降で決定したら、そこから多くの日本人たちは団体行動での後型発進のロー・スターターが基本なので2017年の国際大会から、かなりの数が出てくるようになると思います。
もうこの秋からは交流会と今後に向けた見切り発進でやっていきます。
それに今回はもうオリンピック・ムーブメント効果が既に出ていて、いいイメージ・アップになったので、項目に外れてもさほど悪影響は何も無く、私たちはプロデュースが仕事でもあるので、むしろ2024年に繰り越しても、またその宣伝効果で楽しめるのでいいと思っています(笑)
(※正直、5年後というのは競技部門では強化できる選手数も、練習時間も環境面の改善でも不足な気もしています・・)
来月の9月22日の交流会のプログラムが少しずつ、まとまってきました。
今回は私もいい仕事をしたいと思います。
そして今現在はプロ・インストラクターになった人もいるので、宣伝効果と自身のレベルアップといいレッスンができるように心がけて、この1年でいい仕事を頑張ってもらいたいと思います。
龍身蛇形太極拳と伝統華侘五禽戯では、シンガポール大会で有り難いことに非常に良い成績を取ることができました。
もし国内の競技会などで演武したら、何この種目見たことない、知らない~とか言われて、みんなで集まって審議をしてから、どうせこの場限りだろう、みたいなお役人的な感じで変な点を付けられそうで怖いです。
(※日本から出たことがなく、欧米人とも英語で会話したことのない英語教師が帰国子女の英語にケチをつけるような感じです)
今後は健身気功五禽戯と馬王堆導引術でも正式項目になっているので、太極拳系が苦手な皆さんもエンジョイして大会を楽しんで頑張っていい成績を獲得するのに繋がると思います。
そしてしばらくは龍身蛇形太極拳を頑張って学んでもらい、次は競技版の太極扇に以降したいと思っています。
(※今陳式太極拳に力を入れているのは、競技用太極扇は陳式の動作が入っているためです)
これから2年後からは、太極拳で龍身蛇形太極拳と競技用太極扇を組み合わせれば「太極拳総合」でのランキングも入れる可能性があります。
そして次回の段位考試には三段からでしか無段位からは受けられないので、三段規定の単対練をこなせる方々を増やしたいと思います。
そして今日本国内の武術事情しか知らない方々は予測も付かないかも知れませんが、2020年五輪で追加項目で武術を行うとすれば、間違いなくアジア武術連合会も国際武術連合会も段位考評と合わせて「武術:WUSHU」の国際モデルを東京から世界へ発信することを考えているのを予測しています。
その時から日本国内での「武術:WUSHU」の価値観はすべて一新されると思います。
ウェブの世界は大きく広く、普通世間一般の皆さんも興味を持ちたくさん調べるようになると面白い展開が生まれるでしょう。
主流は非主流へ、非主流は主流へと大きな転換期になることは私にとっては非常に有り難いと思っています。
早ければ、もう1年後には狂騒曲が流れ、レースも慌しくなり、組織によってはまた「自分たちだけメリットを得よう」といつもの策謀や策略を図るところが必ず出てくると思うので、
その対策にも今はできています。今までの準備期間は何ひとつ無駄にならなくて本当に良かったと思います。
「善は急げ」「急がば回れ」というのは正しいです。
来年の今の時候はどうなっているだろうか・・
※きっとまた、同じようなことを記述しているでしょう(笑)