

昨日は夏で一番好きな場所である海へ出て、のんびりしました。
昨日は快晴で、富士山が見えて、隣にこの春に登った大山が見えて、
遠く伊豆半島が大きく見えました。
16年前に横浜へ来て、毎年これを楽しみにしています。
東京に住んでいた時は海は遠く、神奈川へ出ても、千葉の御宿などへ出ても2時間以上はかかりました。
今住む地域からは、東京の上野へ出るよりも近く1時間ほどで鎌倉や逗子、藤沢などへ行くことができます。
意外に見えるかも知れませんが、兄がサーファーで昔は一緒にやっていた頃がありましたが、
自分はボディー・ボード(昔はブギー・ボード)があっていたので、
それから夏場はずっとボディー・ボードをやっています。

武術や太極拳の指導では、指導の間ずっと一緒に動いて、考えて、レッスンを進めるので、
身体をゆるめて、動く波の上で感じて反応する感覚。
そして穏やかな青空を見つめて、のんびりした時間を過ごすのが快いです。

中学生の頃から来ていた この場所で、
変わらない地形、変わらぬ海、変わらぬ心地良さ・・
世の中を思うと、何故に人は「不自然さ」「不快さ」を増やすのか、
それもまた変わらない・・
広い海を感じていると、この水の下には人間が数えることのできないほどの生き物たちがいる。
本当の人間の幸福もそれぐらいの数があるのではなかろうか。
時折は自分の中を「からっぽ:虚無」にする心地良さがあったほうがいい。
海は変わらずに、そんなことを教えてくれる。