上海 2014


4月に入り、日本全体も新年度が始まり今日で1週間め、桜も散ってこれからは初夏へ移行していく時期になります。

相変わらずに世間に流される報道では、いろいろと出来事がある中でも、実際に何事も無く、平和に楽しく安心して過ごせる意味でいう「無事」のあることは何よりだと思います。

今年からは、ようやく落ち着いた中で武術の普及活動に専念していくだけになったので安堵感を思います。

世界中で話題になっていた 「AIIB アジアインフラ投資銀行」 の設立のことが、ようやく話題になり始めて、日本は相変わらずだな、と感じる時があります。

 自民党のアジアインフラ投資銀行での党内議論

やはり思うに、従来型の現代日本社会のシステムの構造は米国式モデルを採用し、ずっとこれまでにやってきたために、何が何のことか、ほとんどの多くの方々が理解できていなかったように感じています。

もう今までに多くを記述してきたので説明は省きますが、世界はアジアを中心に21世紀が展開していくことの実現を現実的に世界の行政と財界が開始し動き出した、という事実です。

私自身はフィットネスの仕事を応用しながら、出来ることの中でベストを尽くして、中国との強いパイプを更に強化して、21世紀型のライフスタイルを構築できたと実感しています。

日本ではアジアインフラ投資銀行のことで、こんな状況ですから、全く知られることはないですが、今後の海外ビジネスでは文化や芸術関係での深いコネクションや人脈がない限り、

中国と関連した事業の成功は今後は見込めないと思います。

それに言語的な習慣や、現代的日本人は「歴史長き中国」の知識や教養がほとんど乏しく、日本人の感覚で相手を考えているように見えますが、

今後は日本の人口推移や経済的な発展力などにおいて、気付けた方は、いち早く将来への計画などを準備して、仕事も生活のすべてを意識してやっていかないと思わずに行きたくない方向へ連れていかれてしまう懸念を思います。

 週間東洋経済 最新号 「貧困の罠」

やはり現代日本社会での普通一般でのパターンだと、マスメディアの単語に踊らされ、心身にも疲労が蓄積しやすく、思考を巡らそうと考えても、なかなか習慣的に出来にくい環境になっていることもあると思います。

私自身は、やはり日本の将来を考えて、自ずからできることから努力し続けて何とか今の活動スタイルの構築を実現できました。

こうして振り返ってみて、よくよく考えて今の時代でベストだと思い良かったな、というシステムの内容は、やっぱり中国式「社会主義」システムの応用でした(笑)

何か30年前に中国で初めて感じられた、楽しくのんびりとしたライフスタイルで、チャンスは全体的に多くの皆さんに届くよう考え、そして様々な経済的負担を含めてストレス現象を何も溜めることのない活動で長期的展望と計画を焦らず、確実に実行してきたことがよかったと思います。

今の日本のシステムは法治国家なので、国会で法改正を行わない限りは、基本的に上が楽で下が厳しい欧米式資本主義の変更はできない事実があります。

そのために人々が現行ルールの中で応用していき、次第に世の中の国民全体が気付いて「民主主義」の基に改善していかないと世の中は変えられません。

そして現在は年配者の方々が非常に多く、身体機能的な医療問題を多くが抱えている分において、必ず優先順位は年配者の皆さんへといく必然性は変えられないと思います。

それに加えて若年者の皆さんは、そうした時代の中で生きていかねばならないので、質の高い工夫と努力がかなり重要になる時代です。

そして21世紀の発展を考えるうえで、現代日本人の抱える「ジレンマ・葛藤」は、

「中国」の存在をどうするか、になります。

今や世界一の負債を未来の国民に残した日本政府行政は、お隣の中国との連携がなければ経済は好転できず、自身行政が中国へのネガティブ・キャンペーンを仕掛けた影響でありもしない事実を勘違いして鵜呑みにしている日本国民と、景気の良い中国人民との溝が深くなってしまっています。

これは戦時中、戦後の中で政府行政や財界の人達が考えた政策をやってきたことで、教育やマスコミ報道からの大きな影響を受けている方々が思っている「中国」と、

実質経済と軍事力で米国を越え、国連の常任理事国の5国でアメリカを除く、イギリス、フランス、ロシア3カ国、ドイツ、イタリア、東南アジア連合、韓国、台湾もことごとく先進国は中国主導の経済連携機関に入り、

そうした、これからの「中国」との存在感が、まったく性質が異なった現実を見ています。

ひと先ず、私は今までの中国との民間交流活動をずっとこれからも堅実に続け、

これからの半年間はこちら日本側全体での様子見で行くしかなく、現代日本社会の今後の動きの流れを見てから、先にある「処世」を考えたいと思います。