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もう来週は2月に入ります。3日の節分は太陰暦十二月十五日で、その満月が18日の大晦日で真っ暗に消え、2月19日が春節になります。

真冬も後半で、少しずつ春のほうへと季節が移行していく時候になっていくので、天候コンディションの良い今日や昨日みたいな日には活力を高め、寒気の強い日は防寒意識が重要になっていきます。

毎年この時期にはインフルエンザの大流行で体調を崩す方が非常に多くなり、この時期にいつもレッスンで申し上げている、

「今までとこれから」は「養生効果のあるなし」で、精神的にも肉体的にも大きな差が出て、今までに心身に気を使って活動した方々は、これからは安心できて、

今までに心身に気を使わないで活動をしない方々は、これからは不安になりやすく、「今までとこれから」は「養生効果のない方々」が、影響を受けやすく、

ここ大寒を迎えた数日間で報道で流れてくる事実の中で、衛生面で完全であるはずの病院内であってでも「インフルエンザ」に感染し死亡者まで出るという「院内感染」の問題のニュースの数々に、毎年知らされる現代日本医学界での、その「実力」結果で「そのレベル」の実体を知ることができて時空的な感覚をリアルタイム的に同時進行で一緒に多くの認識ができます、

と毎年において、この時期は更に強調して現代日本社会にある問題の一部においての所感を述べる習慣になってしまいました。

伝統中国文化にある「原因と結果は応じて報われる=因果応報」「自分の生業の行いで、自身で得るものがある=自業自得」

明日は天気が下り坂のようなので雨天は野外教室は中止になるので、連絡などのご協力はよろしくお願い致します。

本格的な武術活動を行っている太極拳班や武術班、競技会向けに武術隊も組織して練習活動が充実してきて、最近は皆さんを頼もしく感じられるようになり、嬉しく思っています。

今年は7月に大会があるので、段位認定試験では香港でも連動していることもあるので、初チャレンジの方は一気に三段合格を目指し、

競技会の出場の皆さんは非物質文化遺産になり、2012年から上海と香港と今年からのシンガポール大会での国際武術競技会での正式項目になった「龍身蛇形太極拳」で入賞を目指すといいと思います。

武術隊では総合での入賞を目指して、今から着実に力をつけて、インストラクターとしてプロで仕事をしている皆さんは自身の経歴に華を添えられるようになると評価アップになるので頑張って欲しいと思います。

最近はよく問い合わせが増え、活動日時においての要望などがいろいろとは出てくるのですが、現実として、こちらで月曜日~日曜日までにおいて毎日朝昼晩において指導はできますが、

参加人数の都合や、現代事情の経済的な理由とか生活習慣的な理由が「多種多様」過ぎて全部への応対は難しく、

運営上では、やはり金土日が専門的な活動、平日の午前午後が養生レッスンに力を入れていくようになったという、社会的事情への適応によります。

ですから「皆さんの目標や夢の実現は皆さん各自各自にある」という現代的真理に辿り着くと思います。

現在、横浜武術院の活動では、中国武術の国際的な公式資格である「中国武術段位制」の認定を受けられる組織(単位)になり、既に実績を積んできました。

今後はこれらが私達の存在としては仕事でやっていることにおいては大いなる強みになっていくと思います。

スポーツ競技選手として大会の成績や、技能資格での段位認定などを持つことで、やはりこの現代日本社会での環境ではフィットネス業界は基より、履歴書における経歴などでは自分自身を紹介するにあたり、資格保持はそういう意味合いでは大事になってきます。

スポーツクラブやフィットネス業界において仕事をしたことのある皆さんは理解されていると思いますが、他の運動項目のジャンルでもすべてという全てが、そういった技能資格の有無が先ず第1段階での履歴書というペーパーでの書類審査での判断基準を通らなければならないようになっている現実は身近なポイントとして抑えておく必要があると思います。

別に興味のない方や、そういうものに関心のない方はそれはそれで「いいので」各自各自の価値観の存在意識になってくると思います。

そして日本国内における技能基準を作って行っている団体もあると思いますが、またそれはそれで善いと思います。

最終的には資本主義経済の環境における、社会意識で人材を評価をするためでのひとつの審査「基準」でしかありません。

そういう意味でも、単独で組織認定を受けるまでの今までには多くの苦労をして来ましたが苦労や忍耐は人間を強くするので良い経験になりました。

今年はもういいかたちで動き出せたので、今後は内容を挙げていくことに尽きると思います。

今週の練習活動では、明日は天気次第で、木曜日はいつも通りに音楽伴奏付き「馬王堆導引術」「伝統陳式太極拳」そして中国武術段位制の規定套路「三段」と「二段」そして「推手」です。

龍身蛇形太極拳は時間を見つけて上海でマスターして帰ってきた方から学ぶのがいいと思います。

龍身蛇形太極拳は昨年で合計10人がマスターして帰国できたので、先ずサブ指導者、プロインストラクターとして、これから3年ほどかけて徐々に広め、

三段~五段合格を目指す自選套路として養生効果も大きく、非常に良い套路です。

日本国内では正式な「中国武術段位制」を知らない方が多いので解説をしますが、従来の項目で日本に知られているもので三段の試験では自選項目として「楊式24式太極拳」あるいは「陳式太極拳養生功18式」

そして各段位での規定套路単練・対練の両方を先ず行えることが必須になっています(重要)

四段からは32動作以上、五段は40動作以上、六段は五段合格をしてから「総合能力」での競技大会での獲得点数と実技試験と筆記試験の合格が求められ、そこで認定が受けられます。

ですから龍身蛇形太極拳50式での競技会で成績をとるか、段位認定でいくか、どちらかを今のうちから参加希望の皆さんは考えておいて欲しいと思います。

金曜日夜は武術隊式トレーニングを行います。

昨日の練習で歩法の練習の解説で「step by step:ステップ、バイ、ステップ」と英語で解説をしました。

日本語の解説だと、一番重要なことを文法や論調的に集中して説明が難しい、あるいは伝えにくいこともあり、昨年の秋から英語を使うようになった経緯もあってこれからも英会話能力を低下させたくないので継続したいと思います。

武術項目で孤形歩に代表される足を使って移動や進め方「on foot オン、フット」は「step by step:ステップ、バイ、ステップ」と合わせて、その進めるための方向性の位置感覚や歩幅、力量の総合的なバランスが満遍なく満たされてこそ、

「その人」の行う歩法や跳躍動作での、勢い付けのための「助走」での充実度に関係してきます。

「充実度」が大きければ大きいほど、心地好さや力の発揮の感覚が得られます。

つまりは「心地良い」「楽しい」「上達感」の実感の連続と、それからのステップアップ、グレードアップに繋がります。

逆に、「心地良い」「楽しい」「上達感」の実感が無ければ、それからのステップアップ、グレードアップには繋がらないのです。

こうしてみれば「科学的視点」で理解がしやすいと思います。

ですから、各自各自での「ステップアップ」「グレードアップ」を私達の活動では重視しています。

そして土曜日は午前は全体レッスン、午後はスクールレッスンで、

スクール部門はだんだんと「武術班」的なレベルアップがしてきたので、この流れを大事に頑張りたいと思います。

そして次回の日曜日は練習場を広く使えるので、1時~2時は各自でウォーミングアップ、復習あるいは学習を経て、

2時半から馬王堆導引術の解説付きロングバージョン、3時半からスクール形式の基本功、そして段位制と競技会向け武術隊式トレーニングと分かれて各自のペースや感覚で行い、様子見で指導にあたります。

日曜日の8日3時~5時は練習場が小さいスペースなので昨日の練習でお話したように、前半は理論研修で「国際武術大会」での「評価基準」と得点の決まり方、の説明と武術理論概論の講義を行います。

そして太極拳技法の解説を行って、推手などを時間内で可能な限り時間を使って行います。

今年のテーマは、各自各自での「ステップアップ」「グレードアップ」

「心地良い」「楽しい」「上達感」の実感、

そして仲間を多く増やし、国際的な中国武術界も目指すスローガンの、

平和(Peace)友誼(Friendship)健康(Health)自然(Nature)を日本国内で実現できる団体として、

スポーツ面、攻防技能、養生学を身につけて、

「安心感」「快適さ」「満足感」の3つの充実を私達の活動を行ってる中での皆さん全体の誰しもが確実に得られるように頑張りたいと思います。

よろしくお願い致します。