富士山

今日の横浜は最低気温「1度」

富士の山も、その雄大な雄姿を我々に見せてくれます。

真冬の入り口にさしかかり、渡り鳥の「雁」も川辺へと、何万キロメートルをも海を渡って飛んでやってきました。


今年2014年も、もう16日間で終わります。

私にとって、今年はおそらく生涯に忘れられないぐらい充実した1年間でした。

それは、かつて武術競技で スポーツ選手だった時代で良い成績やメダルを取ったことよりも、

遥かに大きな経験としてでの「人生の節目」となる、記念日がとにかく多くありました。

本当に、感謝の想いでいっぱいで有り難いと思います。

「有難う御座います」


そして、今月12月に入って、また大きなサプライズがありました。

海外の方で、武術が大好きで「横浜武術院」が気に入ったので練習をしたい、ということで、

しかしながら、その方は、英語オンリーで日本語ができない、ということを代理人を通じて連絡があって、私は当然、快諾致しました。



私は、実は以前 2001年の8月に1ヶ月と1週間ほど、今までの中国行きの乗りで、初めて単独でアメリカへ行き、最初はフロリダのオーランドにあるディズニーワールド内で開催された、中国武術の「パン・アメリカン選手権大会」を観戦し、

一番の目的は大会終了後に行われたジェット・リーの主演で有名な映画「少林寺」での悟空和尚を演じた、胡堅強先生のセミナー合宿へ 武術師兄弟の渡辺成人さんからの紹介を受けて参加し、

憧れの胡先生に直接に「少林南拳」「蛇拳」「三節棍」「九節鞭」と指導を受け、その他にいろいろと先生の持論である思想哲学についても学ぶことが出来ました。







胡先生は私を気に入ってくださり、その後にも交流活動を行い、顧問を永続的に担当して下さることになりました。



アメリカでの遊学、研修では、英会話を行えるようになるのと、胡先生の合宿終了後はまだその後に1週間ほどフロリダのスポーツクラブで研修を受けてから、サンフランシスコへ行き、

サンフランシスコの中華街にある武術道場を見学し、それから「グレイハウンド」というバスに乗りロス・アンゼルスへ行きました。

ロス・アンゼルスではゴールドジムで研修を受けました。

途中に気付いたのは、当時は「タエ・ボー」といって、「ビリー・ブランクス」という人の行う初期の格闘技エクササイズが流行っていて、そのプログラムでのワーク・ショップに参加しました。



後に彼が日本で「ビリーズ・ブート キャンプ」を流行させ、別の意味で驚きました。

意外に思ったのは、英会話というのは、あまり難しくはなく、

発音と単語のボキャブラリーが多ければ、アメリカでの生活が出来るという事実を知ったことでした。

もうフロリダで慣れて、サンフランシスコでもロスでも生活に何ひとつ不自由はなく、

中国で鍛えられた感覚や中国語のアクセントと、

でかい声を出して、力関係を誇示することが出来ればアメリカ社会でも充分にやっていける自信をつけました。

そして帰国後にすぐ「9.11」が金曜日の夜に起きて報道を知り、「あぁ~、やっちゃったか~」と実感しました。

ありとあらゆる意味でアメリカ国内本場での、本物のキャピタリズムのリアルタイムでの実情のシビアさや治安での怖さを知ると日本は本当に天国に感じます。

英語での感覚は、その時で既に掴むことが出来ました。

ロス・アンゼルスではベニス・ビーチで学んだ武術の練習を行っていたら「教えてくれ」といって友達になった人も出来ました。

アメリカはアメリカで、またひとつの大きな学びがありました。

そして2003年にはコネチカットの少林武術センター本部へとまた再訪問し交流活動を行いました。

その後に、東京でのセミナーと演武会を企画・開催し、日本へお招きしました。

しかし、

日本に戻ってからは、なかなか機会に恵まれず、英会話のチャンスがなく、ずっと「英語感覚」を忘れたままでした。

それが、ここ数日の間にチャンスに恵まれ、思い切り私の脳は「英語脳」になったままです。

英語脳はすべては「英語:英単語」でひらめき、即答し、そこから考えるようになり、

「日本語脳」「中国語脳」とは、異なり、

様々な面で、シビアで反射をして、考えていくようになるので、

英米人の思考感覚を身近に想うようになりました。


この1週間は、毎日朝から晩まで、英会話ばかりを勉強していて、とても何か楽しい気分です。

来年2015年からは、武術大会を通じた国際交流を中国だではなく、チャンスがあれば世界各国へ周りたいと計画をしていたので、本当にラッキー:幸運だと感じました。

(来年は先ずシンガポール、その後は企画でロシア、アメリカ、韓国が上がっています)

今、ふと国際的な連携をしているはずの「現代日本社会」の多くの日本人たちのことを想うと、

祖国の国語である「日本語」にも表現や考え方においても人によっては疑問を思うものがかなり感じられて(パフォーマンスばかりで言っていることと、やっていることの不一致、無言無実行)

日米同盟関係にあるのに、国会議員や総理大臣  先進国首脳会議「G20」安倍首相の姿  までが英会話で交渉も単独で出来なくて、

これからの国際社会を牽引する、14億人になった中国での中国語も当然にまったく駄目という人達がいっぱいいて、

「よく、わからないんだけれど~」といって毎日朝から晩まで、テレビジョンや雑誌製作企業体の行う詐欺的行為連発のマスコミに騙され続け、

ここ数年を思い出せば「耐震偽装マンション」の建築販売、「偽装食品」「捏造ダイエット」

今年は究極的な「医療的詐欺行為」の発覚。


とにかく、何から何まで、時間と労力と経済的に、損をしまくっているのに何の「自覚」も出来なくて、

何とか、生活ができている環境が、国際社会の一員の先進国であるという国民意識を考えると、

「何か」別の意味で「凄いな!」と思います。

武術を通じた、国際交流活動に力を入れて行っていく、来年「2015年」の始動が楽しみです。

今までの武術を通じた国際交流の中では、現代の日本人同士でも日本語でも意志疎通が出来なくて、

意外にも海外の方でも、ほんの数時間でシンプルに相互間での「意志疎通」がうまくいくことがあります。

今回は、横浜での活動で、こうした新しい仲間が加わったことで、そのための英会話の練習も指導中で同時に出来るチャンスを私が頂いたことは本当に嬉しく思います。

今は毎日が「日本語脳」「中国語脳」「英語脳」で3ヶ国語での分析機能が、いつも頭の中を飛び交っていて、とても愉快です。


「新しい仲間との出会いに感謝」致します。

「Dont worry be happy each other, We progress together! Thank you so much!」