今年は第1次世界大戦から、「100年」の年。

何かと、多くの報道から感じたのは、何らかの戦争への「示唆」が国際的にとても多くあった年で安倍政権も英米政府側との交流をアピールを行っていました。

実は、この秋は、この起こり得る事象から、随分と心配をしていました・・・


第1次大戦の協力から百年 豪式典に海自護衛艦「きりさめ」参加

第1次大戦の協力から百年 豪式典に海自護衛艦「きりさめ」参加

第1次世界大戦に赴くオーストラリア、ニュージーランド両軍の最初の輸送船団が出発して100年となるのを記念する式典が1日、オーストラリア西部オールバニで行われた。旧日本軍がこの輸送船団の護衛に協力した歴史にちなみ、海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」も参加した。

 日本は1914年当時、同盟関係にあった英国の要請により、旧海軍艦艇「伊吹」を派遣し、輸送船団をエジプトまでドイツの攻撃から護衛した。式典では、3カ国の護衛艦などが出発風景を再現するようにオールバニの湾内を巡回。

 その後の第2次大戦で日本とオーストラリアは敵国関係となったが、近年の経済、安全保障協力の深化で第1次大戦時の協力を歴史にとどめるべきだとの認識が強まり、アボット首相と安倍晋三首相が今年7月、自衛隊の式典参加で合意した。



英国で第1次大戦の戦没者追悼 女王らが花輪

英国 第1次大戦の戦没者追悼

英国の首都ロンドンで9日、第1次世界大戦の戦没者を追悼する式典が開かれ、エリザベス女王やキャメロン首相らが慰霊碑に花輪をささげた。第1次大戦の終結を記念した毎年恒例の行事だが、今年は大戦開始から100年の節目に当たり、特に盛り上がりを見せた。

 観光名所のロンドン塔も戦没者追悼を象徴する赤いケシの造花で周囲が埋め尽くされ、多くの人が訪れた。ロンドンとその近郊でテロを計画した疑いで男4人が逮捕されたばかりで、治安当局は厳戒態勢を敷いた。


米欧各地の第1次大戦終戦記念日

米欧各地の第1次大戦終戦記念日

 米国や欧州で11日、1918年の第1次世界大戦終結を記念する式典が行われた。この日を「ベテランズデー」としている米国では、アトランタやワシントンなど各地で退役軍人に敬意を表する式典が行われたほか、2つの大戦や2001年の同時多発テロで亡くなった軍人らに花が手向けられた。英国、フランス、マルタでは、第1次大戦終結を記念した式典が行われた。



先に行われた北京APECで実力が公表された通りに、

 北京APECでの出来事まとめ 

今現在に国際経済力では、中国政府が最も大きな影響力を持つようになり、今までの戦後69年間の欧米西側アメリカや英国などの政府と共に日本政府、安倍政権は、新たな中国の牽引力に対し常に不快感を持っていました。

私自身は、東洋の一員として、中国の伝統文化を尊び、長き2000年ほどの関係を大事に思っていました。

しかしながら、2010年秋の沖縄県沖での中国漁船衝突事件をきっかけに何かと当時民主党政権や安倍政権になっても、中国敵視政策で進められ、

私自身としては、常に遺憾に感じる出来事ばかりが続きました。


中国漁船衝突事件 

2010年9月7日、沖縄県・尖閣諸島付近の日本の領海内で 操業していた中国漁船が、海上保安庁の巡視船「みずき」「よなくに」に衝突、海保が船長を逮捕した。中国側が釈放を要求。

那覇地検は処分保留で釈放した後、不起訴処分とした。処分は不当との申し立てを受け那覇検察審査会が昨年4月、起訴相当と議決。那覇地検が再び不起訴としたが、那覇検審が昨年7月に起訴すべきだと議決した。違法操業したとする外国人漁業規制法違反も含まれる。


私も4年前に映像が航海され、その時には不快感を感じましたが、最近に、この事件の映像をよくよく見ると海上保安庁の船の行動に、不自然なものが、あることをいくつか確認をしました。

そこから私は、世界の平和を願う一人として、とにかく慎重にすべての情報を確認するようになりました。

この1年間ほど、私自身が感じていたことの中で、安倍政権は、

「特定秘密保護法」「集団的自衛権の行使」の法案成立に急ぎ、

そして今年の秋になって、やたらと中国敵視政策の中でもひどくなった「世論操作」をリアルタイムで大きく感じた現実の連続でした。

日本の報道機関のみが先行する、中国漁船への密漁疑惑の報道のほとんどは、まだ正式には「未確認な状態」なのに、報道機関は「~みられる」「~といわれる」という報道内容に終始して連発し、必要以上にニュース番組に多く時間をさいて、何かコメントを寄せる人物からは同情を引かせるような単語も並べられました。

私は怖いな、と感じたのは、国民の多くが簡単に、これらの報道内容に載せられて、真偽を確かめることもなく、判断においても、冷静に全体像を分析のできないことで、

何一つ、「誘導されていく」不自然さに、何も気付けない事実です。


結局は、密漁疑惑や停船命令無視で漁船の乗組員を何人も捕まえたけれども密猟した「珊瑚」は出てきていない事実を確認することが大事です。

自分が、このことを確認するとほとんどが「いや出てきた捕まった」と答えますが、今日現在でもやはり容疑と疑惑で拿捕しても、出てきませんでした。

今回に感じたのは、こうした世論操作で国民感情が激昂し、それに応えるかたちで、政府は武力行使の準備を始め、もし何らかのかたちで警備にあたった人員が焦りで発砲し、無実の漁船を沈めたら最期、日中戦争の発端になった「蘆溝橋事件」も一発の銃弾から始まりました。

本当に一触即発、「ファースト・ショット」一発の日本側からの銃弾で、中国人船員の死亡や漁船の沈没があったら、それからの報復措置から、第2次日中戦争は始まるところまで来ていた現実をリアルタイムで見ました。

(※中国政府側は日本政府側へ示唆を何度も繰り返し行っていました)

今回に感じたのは、9,11~イラク戦争開戦で米国政府が行ってきた、キャンペーンと似たかたちで日本政府が既に「特定秘密保護法」で情報を封鎖し、「集団的自衛権行使」そして「世論操作」を本当に現実で行いました、

日本からの一発の銃弾、中国の人民解放軍からの報復措置、そして米軍介入、そうしたシナリオを感じていました。


本当に、戦争が始まったら、全日本国民が多くを失う直前にいたことを理解するべきだったのです。

紛争がきっかけになり、戦争に向かえば、国内経済は全部が全部、戦争のための戦費になり、年配の皆さんのためにある福祉も年金も廃止、仕事でも学校教育も全部影響を受ける、ところでした。

今は、もう先の北京APECとG20の調印式があり、その後の海外メディアの反応は「中国と日本との武力衝突に可能性はすべてなくなった」と報道をしていました。

昨日の東京株価下落はそのことも現実のものとして物語っています。

今や誰でも知るように、戦争は富裕層企業が有利に働く「ビジネス」です。


もし本当に日本と中国が戦争の方向へ向かっていた時、子供たちの眼は何を見るのだろうか。


先日オーストラリアのブリスベンで行われたG20後の昼食会の映像がありました。

アボット首相から、ずっと案内を受け、おもてなしを受けていた習近平さん。


その反対に、一人で食事をする力ない安部さんの表情。

つまらなそうな英国キャメロン首相、記念撮影の時だけは急に満面の笑顔になるオバマ大統領。

満足感に溢れたのは中国、ロシア、インドネシア、インドの首脳陣の姿です。


もうこれからは、今報道されている通りに景気後退へ向かい始めた、日本経済の状況。

 アジアの経済成長ランキング 日本は24カ国中、23位 

今現在の戦争というのは、航空機と艦船との対戦から始まります。輸送するための燃料などの資源も全部、北京APECで見て判るとおりに、

中国は、ロシアからの天然ガス、原油30年の契約。インドネシア、モンゴル韓国との天然資源協力。

現行自衛隊と人民解放軍との人員や兵器との圧倒的な戦力差。

ありとあらゆる意味で日本政府、安倍政権は不利な状況の中でも、アフガニスタン戦争、イラク戦争で疲弊した欧米政府側からの意向もあるのでしょう。


とにかく、今回で私はホッと胸をなで降ろすことができました。

戦争が起きれば、私の武術人生での大事な人間関係も、生涯彼等にグチャグチャにされるところでした。

そして私が感じたことでは、こうした交流があることも、ちょっとした民間抑止力になることを思いました。

私は指導の中で、そうしたマスメディアの世論操作のように、簡単に引っかかるような人達には、極めて厳しく戒めてきました。

 自分が騙されていることに気付かない人々 

 報道機関 マスコミとは 

そして解ったことは、マスメディアの流す不自然な情報に引っかかる人は、大体、太極拳も武術項目も「憶えが不得手」な人達だという事実です。

つまり、技の上達がある人は集中力や、記憶力、洞察力が高いから進歩するのであり、

不得手な人に見られることは、すべてその「真逆」だということでした。

そして無責任で無自覚だから、騙されてしまい、そうして騙されて戦争は起こされてしまう、というアメリカで起きてきた事実と酷似していたことでした。

(※そして、もしあの中国敵視政策の報道での、世論操作が発端で日中戦争が起きていたら、その世論操作に引っかかった日本人達が戦争開戦支持者なのだ、と私は見ていました・・)

習近平さんは北京APECの中のコメントで「中国には因果応報の言葉がある、問題を起こした者は問題の責任を取る責任がある」と意味深なことを言いました。

先日11月16日日曜日の夕方に、偶然にテレビ番組報道に出てきたものでは、早速に「太田交通大臣は16日に日帰りで上海へ出張し、中国との途絶えた交流を活発化させたい」

なんて出張先の上海で言い出し、

尖閣問題の発端のきっかけを起こした暴走老人と揶揄された石原さんは「引退」を示唆し始め、

漁船関連の報道も全体的に幕引きの方向へ持っていき、

民主党の2010年の尖閣問題時期の官房長官だった仙谷さんも政界の引退を言い出し、

みんなの党は解党。

自民党もおそらく分裂すると思います。


そして世界中で今年起こった問題も解決へ向けて動き出した感じです。

香港デモの学生は何も抵抗なしで、バリケード撤去。


マレーシア航空機の墜落事件やイスラム国の問題にも動き始めました。

おそらく、今年はいいクリスマスを迎えて、来年2015年のいい年を迎えられそうな気がします。

何から何まで、新たな時代へ移っていくことに期待をしています。