今までに中国との長い付き合いを振り返ると感慨深いものを感じることがよくあります。
1985年に16歳の時から中国大陸を知った御蔭で、この29年間の中国と日本の変化をリアルタイムで見てきて、日本との違いの中で良い面と悪い面の両面を日本と中国両方から考えるようになったことがよかったと思います。
そして仕事はフィットネスクラブでの指導がメインで中国武術の普及活動の面では、地域の交流を大事に行ってきたのも感覚的にこの方がいいだろうと感じていたからです。
日本国内にはアマチュア団体でも営利団体でも日本人の運営するところも中国の方が運営するところも数多く組織があります。
私もかつては営利団体の会員として所属したり、任意団体を東京で運営したりした経験があります。
その時の経験の中で思ったことで特に営利団体では、やはり利益を上げることばかりに意識がいきやすく、人事でも各自各自で自身においての扱いや人間関係でも都合が悪いと仲が悪くなり、運営の中でもその悪影響が必ず表れてくるのを見てきました。
アマチュアの任意団体などでは、今度は各自各自の肩書き集めや組織の統括団体でのポジション争いなどが起きるようになり、人材の発掘とか人材育成というという意識のものよりは、
考え方の似た者同士での馴れ合い関係になって、やはり評価方法でも本当の実力よりもコネや身内重視の関係になってきて、それも苦手でした。
フィットネスの仕事は基本的に毎日のレッスンの内容と自身の技能における価値を自身で自ずから高めていくことができれば、そのまま評価が得られるので、むしろこちらの方が好きでした。
逆に肩書きがなくても会員さんからの評価を得られればOKで、逆に立派な肩書きがあっても実際の評価が得られなければ、淘汰されるだけで、価値は当然に自ずから判るようになります。
様々な面で思うと、中国との付き合いも日本での武術の仕事でも、自分より以前に、このようなアクションを執る人がいなかったことがかえってよかったと感じます。
このことから「苦労は自身から進んでやった方がよい」ということを実感します。
この数年の間、自発的に国際標準化となる中国武術段位制を日本にいち早く導入することにも本当に苦労しました。
日本国内では各組織ごとの中国武術界の文化大革命後にできた旧来型システムのそれぞれの観点からアレンジしたスタイルを基準で行う人がほとんどなので、
関心のある人はなく、常に自身で連絡をとったり、調べたり、中国や香港へ実際に何度も足を運びました。
でもその御蔭で直接に多くの技能や理論も学べて、直ぐに理解が出来たことは最大の収穫でした。
これから世界中の評価基準になった新しい中国武術段位制のシステムは非常に良くできています。
今までにあった、いくつかの判断基準のシステムは中国の武術界にもよくありがちな身内びいきで既得権益化して常に何かしら問題があり、私も指導の中でも考えさせられるものが多々ありました。
しかしながらやはり問題意識を解決しようという人の想いは必ず働くもので、中国国内でも中華民国時代から南京中央国術館で始めて確立できた武術のスタイルから後に中華人民共和国誕生後の文化大革命を経て、更に伝統的スタイルに新しい体育感覚を導入した1970年代世代から、
最近の新しい中国武術協会の世代に移っての改革があって、ようやくこれからはかなりよくなって行くと思います。
世界中での国際基準となったスタイルは、いずれは必ず日本でも興味をもたれるはずなので、今後は私達のやってきた仕事はだんだんと評価は上がると思います。
今の国内組織のほとんどは武術でも、太極拳でも健身気功も散手も伝統項目も意識も組織運営も別々で統括ができていません。
実は日本国内での武術活動が今までに何かしらいつも不足感があった要因も、こうしたことに関係していることに気付いていました。
私達の活動では本場と同じく、全部総合的に行い、そして日本武道として剣道の活動も行っています。
私の予測ではアジア武術連盟が今月からマカオに移り、以後は欧州連盟のように日本も新しくなったアジア連盟の作る段位制システムに回されるように感じています。
欧州連盟
欧州連盟の武術段位制 教材 長拳
スイス連盟の行った武術段位制考評会
そういういきさつもあって、私達の活動では日本版システムとその評価基準では上海や香港の国際大会で本場のプロフェッショナルの審判団から得られた評価を基にしていきます。
こうすることで日本は自由に多種多様な価値観がありますが、誰もが納得できる基準を大事にしていきたいと思います。
1985年に16歳の時から中国大陸を知った御蔭で、この29年間の中国と日本の変化をリアルタイムで見てきて、日本との違いの中で良い面と悪い面の両面を日本と中国両方から考えるようになったことがよかったと思います。
そして仕事はフィットネスクラブでの指導がメインで中国武術の普及活動の面では、地域の交流を大事に行ってきたのも感覚的にこの方がいいだろうと感じていたからです。
日本国内にはアマチュア団体でも営利団体でも日本人の運営するところも中国の方が運営するところも数多く組織があります。
私もかつては営利団体の会員として所属したり、任意団体を東京で運営したりした経験があります。
その時の経験の中で思ったことで特に営利団体では、やはり利益を上げることばかりに意識がいきやすく、人事でも各自各自で自身においての扱いや人間関係でも都合が悪いと仲が悪くなり、運営の中でもその悪影響が必ず表れてくるのを見てきました。
アマチュアの任意団体などでは、今度は各自各自の肩書き集めや組織の統括団体でのポジション争いなどが起きるようになり、人材の発掘とか人材育成というという意識のものよりは、
考え方の似た者同士での馴れ合い関係になって、やはり評価方法でも本当の実力よりもコネや身内重視の関係になってきて、それも苦手でした。
フィットネスの仕事は基本的に毎日のレッスンの内容と自身の技能における価値を自身で自ずから高めていくことができれば、そのまま評価が得られるので、むしろこちらの方が好きでした。
逆に肩書きがなくても会員さんからの評価を得られればOKで、逆に立派な肩書きがあっても実際の評価が得られなければ、淘汰されるだけで、価値は当然に自ずから判るようになります。
様々な面で思うと、中国との付き合いも日本での武術の仕事でも、自分より以前に、このようなアクションを執る人がいなかったことがかえってよかったと感じます。
このことから「苦労は自身から進んでやった方がよい」ということを実感します。
この数年の間、自発的に国際標準化となる中国武術段位制を日本にいち早く導入することにも本当に苦労しました。
日本国内では各組織ごとの中国武術界の文化大革命後にできた旧来型システムのそれぞれの観点からアレンジしたスタイルを基準で行う人がほとんどなので、
関心のある人はなく、常に自身で連絡をとったり、調べたり、中国や香港へ実際に何度も足を運びました。
でもその御蔭で直接に多くの技能や理論も学べて、直ぐに理解が出来たことは最大の収穫でした。
これから世界中の評価基準になった新しい中国武術段位制のシステムは非常に良くできています。
今までにあった、いくつかの判断基準のシステムは中国の武術界にもよくありがちな身内びいきで既得権益化して常に何かしら問題があり、私も指導の中でも考えさせられるものが多々ありました。
しかしながらやはり問題意識を解決しようという人の想いは必ず働くもので、中国国内でも中華民国時代から南京中央国術館で始めて確立できた武術のスタイルから後に中華人民共和国誕生後の文化大革命を経て、更に伝統的スタイルに新しい体育感覚を導入した1970年代世代から、
最近の新しい中国武術協会の世代に移っての改革があって、ようやくこれからはかなりよくなって行くと思います。
世界中での国際基準となったスタイルは、いずれは必ず日本でも興味をもたれるはずなので、今後は私達のやってきた仕事はだんだんと評価は上がると思います。
今の国内組織のほとんどは武術でも、太極拳でも健身気功も散手も伝統項目も意識も組織運営も別々で統括ができていません。
実は日本国内での武術活動が今までに何かしらいつも不足感があった要因も、こうしたことに関係していることに気付いていました。
私達の活動では本場と同じく、全部総合的に行い、そして日本武道として剣道の活動も行っています。
私の予測ではアジア武術連盟が今月からマカオに移り、以後は欧州連盟のように日本も新しくなったアジア連盟の作る段位制システムに回されるように感じています。
欧州連盟
欧州連盟の武術段位制 教材 長拳
スイス連盟の行った武術段位制考評会
そういういきさつもあって、私達の活動では日本版システムとその評価基準では上海や香港の国際大会で本場のプロフェッショナルの審判団から得られた評価を基にしていきます。
こうすることで日本は自由に多種多様な価値観がありますが、誰もが納得できる基準を大事にしていきたいと思います。