
昨日は真夏日で、午前~午後と指導の一日でした。交流会も近く、皆さん熱心でとても楽しい一日でした。
私達の活動は武術研修を通じての国際交流、身につけた能力を試すのは国際武術大会、そして普段は地域密着での活動、スポーツクラブでの指導、出張講習会や講演会などを行い、様々な面から日本での武術活動においてベストな方法をと考え、研究し、実践の継続へと繋げています。
私の居住区域の小学校のPTA会長を務め、文化スポーツクラブでの活動へと紹介をしてもらい、港北区太極拳協会の副会長さんからの協力で私も地元の太極拳協会の理事を担当することになりました。
その協会から昨日日曜日のスポーツセンターでのカンフー体操教室の手伝いをしてもらえないか、ということもあって久しぶりに公共のスポーツ教室での指導に携わりました。
45分間という短い時間でしたが、いつもは自身のレッスンや指導ばかりなので新鮮に映り、逆にいい勉強になりました。
思えば東京にいた時分にこの「カンフー体操」導入であちこちに指導へ周っていた頃を思い出しました。
そして終了後に地域の体育協会の副会長さんとも懇談する時間があって、いろいろと地域活動の状況について伺いました。
思い出せば自分はフィットネス業界という中でのプロの仕事での大変さの中で鍛えられたのと、本場中国武術界でもまれたことで、いつもシビアな面の中でやってきたので、何か日本の普通の微笑ましいスポーツ活動が新鮮に思いました。
やはり物事は何でも良い面と悪い面の両面があって、プロの業界の厳しさの中で能力を磨ける良さもあり、公共スポーツ界ののんびりとした世界の良さもあることを実感しました。
昨日感じたことは、常にのんびりとした感覚がない厳しさを伴う苦労感の中でいたことで、その厳しさに耐えたことによる能力は宝物だとも思いました。
それに昨日は小さなお子さんが多く参加していて、お母さんから質問をされて初めて知ったことですが最近の「ウルトラマン」シリーズのアクションには中国武術系の動作がたくさん取り入れられていることでした。
思えばそうしたアイデアもこれから取り込んでいけば、日本国内での武術普及というのは、まだまだ可能性がたくさんあることを思いました。
やはり時代というのは常に流れ続けているので、そうした時流からのアドバイスを取り入れて行っていく重要性を学んだ1日でした。
これからは時の流れの中でのニーズにも意識を向けて行っていきたいと思います。