
私は、32年前の13歳から今までに、歴史長き中国武術文化というものを体得すべく、長い時間をかけて学び、実践を行ってきました。
最近は講演会や、講義、レッスンの中で、いろいろと質問されることが「きっかけ」で、自問自答することがよくあります。
しかしながら、それは私にとって、とても有難い「きっかけ」でもあり、その御蔭で「私自身」は「そうだったのだ」という再確認の機会を、与えてもらえました。
私は元々、心身感覚が「秀でていた」ということではなく、
次男坊という立場で生まれ、少年時代には身体が弱く、生まれ持った気性の強さはありましたが、身体が追いつかなかった経歴があります。
そして「そのこと」が今自身のことや、医学界全体に大きな関心を持つ「理由」だった事実を感じます。
今年は戦後69年め、来年は70年という節目の年を我等が日本国は迎えます。
私は「1969年生まれ」なので、戦後24年めにして、戦後日本の多くの洗礼を受けました。
今から振り返れば、戦勝国という「連合国 5カ国:英国、米国、フランス、中華民国、ソビエト連邦」政府の統合体から、戦後政策で伝統日本文化や思想哲学が少しずつ失うように画策され、
様々な要求にと従わされ、気付けば、今現在を迎えています。
生老病死、四苦八苦、
私も少年時代から懊悩の世界から、抜けられず、
考えに考え、想いに思いました。
そして、武芸にひたすらにずっと打ち込むことで、気付けば、別に金銭的な負担そのものがなくとも「救われる自身の心身」での感覚を身につけられました。
私は今現在を思うに、日本の将来の不安についてで、
それが理由的にどうだとか、だから何だとかは、どうなるか、
などの、想いについてあまり関心としては全く思わなくなりました。
現代日本社会での政財界の嫌悪感からの報道では毎年、毎日ネガティブ・キャンペーン「中国バッシング」もありますし、
実際に日本民族として、多くの考え方や行動感覚で受け入れがたい中国的文化への想いもあると思います。
しかしながら、有難いことに16歳から本場中国へ渡り、学びを得て、多くを実際に知り、それから毎年毎年の往来を今日にまで続けてきましたし、これからも続きます(10月中旬には今年3回目で上海にまた行きます)
ふと、今自身が落ち着いた!?年齢ぐらいになって思うのは
私は中国の存在があってこそ、
自身の「生きている毎日」をよりよく楽しむために、何でもありの「中国武術文化」を体得できました。
これは、とても大事で、
3年前の大震災を受けても、それからの日々でいつもネガティブな情報の多くを感じても、
「武術」があるので、何も「気にならない」感覚があります。
世間では麻薬が横行し、精神性障害を持つ方々が増え、自殺者も3万人になるようになりました。
そんな中でも、私は私の武術活動での世界観と、心身の自発的活性化能力も保持している「強み」があります。
ここ数年、最新の現代日本医科学的観点を身につけました。
そこからは、自身のやってきた「すべて」に自信を持ち、大きな確信を得ました。
私は毎日の仕事が有意義で楽しく、出会える楽しみ、共に活気と勇気、元気を共有する時間が本当に楽しいです。
より多くの皆さんと、楽しく、心身の活性化できた中で未来に夢と力をもって、頑張りたいと思います。
思うに、これからの日本は大いなるチャンスを実感しています。
「いざ!」