私達横浜武術院では「中国武術」の活動を横浜を拠点として地域密着型で行っていて、横浜市内、東京都内のスポーツクラブの指導も行っています。
日本へ影響を与えた中国武術スタイルは映画からのイメージ定着が多く、そして文化交流として、そしてスポーツ化されたスタイルの導入が行われて来ました。
(近年では興味をもたれるきっかけに、アニメコミックやゲームなどの影響もあるようです)
私は1980年代の中国武術代表団の来日のことから本場の中国大陸の武術を知り、是非とも、このスタイルでやりたい、という信念が生まれ、紆余曲折がありましたが、無事に本場上海へ辿りつき1985年から正統伝統武術家の師に学ぶことが出来て、その縁からの関係で今までに続く29年間の往来で、
本場中国でのスタンダード・スタイルでの武術を学び、専門家の養成を行う武術隊でも訓練を受け本場の武術選手、武術教練と同様での能力を体得しました。
そこでいずれは日本に正しく本場のスタイルを広めたい、という想いから、多くの試練を経て、フィットネス業界の仕事を請けながらこの度の日本版スタイルを完全確立することが出来ました。
2011年の上海体育学院武術学院の研修、2012年の上海国際武術博覧会、2013年の香港国際武術大会での中国武術段位制・国際考試、
今年5月の上海復旦大学武術協会での研修と技能考評会をもって正式な中国武術の普及スタイルが完成させられました。
この3年間は私はプロデューサー的な立場と総師範としての仕事で、後代も育成しようと頑張って行ってきました。
こうして振り返ると、必死でたくさんの仕事の連続でしたが、日本国内での数ある組織などの武術事情の中で、いち早く正式な本場スタイルの日本版の構築ができたことは非常に嬉しく思っています。
時折、聞かれることですが中国武術はどういうものが特徴」か、ということですが、
それは、攻防技術・功法・套路の3つを含んだ総合心身強化術というものです。
攻防技術は防身、功法は修身、套路運動は健身というように分かれており、「防身」は精神的にも肉体的にも自身で守る「守衛」の意味があります。
中国武術世界は伝統中国文化の一つであり、日本国内では総合的に行えるところが少ないことで、正しく中国武術文化が伝わりにくいこともあると思います。
日本国内でも中国武術の中の一拳種の形式を行っている活動で、「中国武術」という表現は不適正、不適格を思うことがあります。
本来、中国武術の呼称を使うならば、しっかりとした体系を技能と理論を実証:実際の証明をすべきと思うことはよくあります。
欧米化された現代日本人的での主観的な思い入れなどから来る観点での方法の世界観に終始せず、
正しい中国武術伝統文化を日本でも理解して正しく行っていくことが、今後の総合的な中国の国際的影響力の立場などを考えると賢明だろうと感じています。
そういうこともあって私達は中国武術の特性としての「攻防技術・功法・套路」
(※攻防技術・功法・套路のうち、攻防技術のみ、功法のみ、套路のみ、というのはバランスが取れておらず、更に武術道徳を身につけていないところは自ら中国武術的ではない、と自身から証明しているように感じる時があります)
の3つの総合的能力を行い、技能評価制度は新教程と旧教程の中国武術段位制に基づき、
日本版としての普及活動ではライセンス制度としてスタートしました。
そして関連する企業組織にも、中国武術段位制を紹介して行っています。
日本国内では本場中国武術界との連携がないところが多くであり、こうしたIT上でも情報発信をするようにしています。
(こうして、発信していても各自で都合が良くないと、よくある現代日本社会的風潮で、ああでもない、こうでもない、そうでもない、と逃避する傾向があるように見えています)
新しくなった中国武術段位制は国内、海外でも全部の統一標準になりました。
各自での中国武術技能評価はすべて、このシステムに準拠していくことになると思います。
これは規定套路:中国武術制系列教程:長拳、少林拳、陳式、楊式、和式、武式、呉式、孫式、各式太極拳、
形意拳、八卦掌、通臂拳、戳脚、翻子拳、八極拳、蟷螂拳、五祖拳、詠春拳、剣術、短棍、二節棍、自衛防身術、武術功法。
以上22項目の中から単練套路、対打套路、析招の3種を行えるようになること。試験では単練套路と対打套路が必須になっています。
そして各項目の試験区は少林拳、陳式太極拳は河南省。
楊式太極拳、形意拳、八卦掌、通臂拳、戳脚、翻子拳、八極拳は河北省や北京、遼寧省の瀋陽、陝西省の西安などが段位考試拠点になっています。
その他に蟷螂拳は山東省、五祖拳は福建省。詠春拳や二節棍:ヌンチャクは広東や香港、
それに伝統項目として武当拳では湖北省、峨眉武術は四川省などがあります。
その他現在は大都市に近くなった江蘇省や浙江省、私もお世話になった安徽省、
上海や天津には総合的な武術試験区があります。
ですから、これからは日本での多くの武術愛好者のほとんどは、各自の練習する項目で評価を受けられるようになっています。
試験は技能と、中国武術理論概論、中国武術史の理論試験があります。
私達は既にこのすべてを導入し、更に日本式の練習活動を行っています。
その他にも毎年、武術の国際大会が開かれているので、競技会での結果が、正式な武術界での評価になっています。
私は中国との連携が大きく、中途半端なスタイルは向かないので私達の活動での評価制度は日本人組織の作った既存スタイルでのものは評価基準としては関心がまったくなく、
中国での標準化・体系化された技能、武術教養を基準とする科学的な観点での評価制度(欧州連盟では2012年からスタート)を重視し、そこから日本らしく合わせた基準を大事にしています。
しかしながら10年後を思えば、多くが本場スタイルに移行していくと思います。
その時が大いに楽しみです。
日本へ影響を与えた中国武術スタイルは映画からのイメージ定着が多く、そして文化交流として、そしてスポーツ化されたスタイルの導入が行われて来ました。
(近年では興味をもたれるきっかけに、アニメコミックやゲームなどの影響もあるようです)
私は1980年代の中国武術代表団の来日のことから本場の中国大陸の武術を知り、是非とも、このスタイルでやりたい、という信念が生まれ、紆余曲折がありましたが、無事に本場上海へ辿りつき1985年から正統伝統武術家の師に学ぶことが出来て、その縁からの関係で今までに続く29年間の往来で、
本場中国でのスタンダード・スタイルでの武術を学び、専門家の養成を行う武術隊でも訓練を受け本場の武術選手、武術教練と同様での能力を体得しました。
そこでいずれは日本に正しく本場のスタイルを広めたい、という想いから、多くの試練を経て、フィットネス業界の仕事を請けながらこの度の日本版スタイルを完全確立することが出来ました。
2011年の上海体育学院武術学院の研修、2012年の上海国際武術博覧会、2013年の香港国際武術大会での中国武術段位制・国際考試、
今年5月の上海復旦大学武術協会での研修と技能考評会をもって正式な中国武術の普及スタイルが完成させられました。
この3年間は私はプロデューサー的な立場と総師範としての仕事で、後代も育成しようと頑張って行ってきました。
こうして振り返ると、必死でたくさんの仕事の連続でしたが、日本国内での数ある組織などの武術事情の中で、いち早く正式な本場スタイルの日本版の構築ができたことは非常に嬉しく思っています。
時折、聞かれることですが中国武術はどういうものが特徴」か、ということですが、
それは、攻防技術・功法・套路の3つを含んだ総合心身強化術というものです。
攻防技術は防身、功法は修身、套路運動は健身というように分かれており、「防身」は精神的にも肉体的にも自身で守る「守衛」の意味があります。
中国武術世界は伝統中国文化の一つであり、日本国内では総合的に行えるところが少ないことで、正しく中国武術文化が伝わりにくいこともあると思います。
日本国内でも中国武術の中の一拳種の形式を行っている活動で、「中国武術」という表現は不適正、不適格を思うことがあります。
本来、中国武術の呼称を使うならば、しっかりとした体系を技能と理論を実証:実際の証明をすべきと思うことはよくあります。
欧米化された現代日本人的での主観的な思い入れなどから来る観点での方法の世界観に終始せず、
正しい中国武術伝統文化を日本でも理解して正しく行っていくことが、今後の総合的な中国の国際的影響力の立場などを考えると賢明だろうと感じています。
そういうこともあって私達は中国武術の特性としての「攻防技術・功法・套路」
(※攻防技術・功法・套路のうち、攻防技術のみ、功法のみ、套路のみ、というのはバランスが取れておらず、更に武術道徳を身につけていないところは自ら中国武術的ではない、と自身から証明しているように感じる時があります)
の3つの総合的能力を行い、技能評価制度は新教程と旧教程の中国武術段位制に基づき、
日本版としての普及活動ではライセンス制度としてスタートしました。
そして関連する企業組織にも、中国武術段位制を紹介して行っています。
日本国内では本場中国武術界との連携がないところが多くであり、こうしたIT上でも情報発信をするようにしています。
(こうして、発信していても各自で都合が良くないと、よくある現代日本社会的風潮で、ああでもない、こうでもない、そうでもない、と逃避する傾向があるように見えています)
新しくなった中国武術段位制は国内、海外でも全部の統一標準になりました。
各自での中国武術技能評価はすべて、このシステムに準拠していくことになると思います。
これは規定套路:中国武術制系列教程:長拳、少林拳、陳式、楊式、和式、武式、呉式、孫式、各式太極拳、
形意拳、八卦掌、通臂拳、戳脚、翻子拳、八極拳、蟷螂拳、五祖拳、詠春拳、剣術、短棍、二節棍、自衛防身術、武術功法。
以上22項目の中から単練套路、対打套路、析招の3種を行えるようになること。試験では単練套路と対打套路が必須になっています。
そして各項目の試験区は少林拳、陳式太極拳は河南省。
楊式太極拳、形意拳、八卦掌、通臂拳、戳脚、翻子拳、八極拳は河北省や北京、遼寧省の瀋陽、陝西省の西安などが段位考試拠点になっています。
その他に蟷螂拳は山東省、五祖拳は福建省。詠春拳や二節棍:ヌンチャクは広東や香港、
それに伝統項目として武当拳では湖北省、峨眉武術は四川省などがあります。
その他現在は大都市に近くなった江蘇省や浙江省、私もお世話になった安徽省、
上海や天津には総合的な武術試験区があります。
ですから、これからは日本での多くの武術愛好者のほとんどは、各自の練習する項目で評価を受けられるようになっています。
試験は技能と、中国武術理論概論、中国武術史の理論試験があります。
私達は既にこのすべてを導入し、更に日本式の練習活動を行っています。
その他にも毎年、武術の国際大会が開かれているので、競技会での結果が、正式な武術界での評価になっています。
私は中国との連携が大きく、中途半端なスタイルは向かないので私達の活動での評価制度は日本人組織の作った既存スタイルでのものは評価基準としては関心がまったくなく、
中国での標準化・体系化された技能、武術教養を基準とする科学的な観点での評価制度(欧州連盟では2012年からスタート)を重視し、そこから日本らしく合わせた基準を大事にしています。
しかしながら10年後を思えば、多くが本場スタイルに移行していくと思います。
その時が大いに楽しみです。