3月9日(日)は武術院の活動メンバーの皆さんを対象にした健身気功八段錦の特別講習会を行います。
振り返れば、自身の一番フィットネス業界での好評を頂いた講義を武術院で行うのは1回めだということに気付きました。
太極拳班の方ではいつも技能の練習の合間に口頭で行いましたが、今回はテキストを使って参加された皆さんも顔ぶれと時間進行もあるので、その適宜なものを選んで講義を展開したいと思います。
しかしながらこの世界は内容が膨大なので、一先ず今週は知っておいて欲しいものをこちらで記述して事前にお知らせしておきたいと思います。
先ず、疾患、機能不全という病になりにくい体質とはどうしたらいいか、ということからです。
日本国内での呼称としての「病気」という概念ですが、古来にある伝統中国養生での言葉の中に「心至れば意に至り、意至れば気に至る」というものがあります。
「心のはたらきが強くなれば、意のはたらきも強くなり、気力のはたらきも強くなる」といえます。
そこから分析してみれば「病は気から」の言葉通りで、中国語の文法的感覚では「病気」というより「気を病む」という表現が的確に感じています。
逆に「気力」が弱くなれば、意識の「意」の力も弱くなり、そして「心」のはたらきも弱くなる、ということが判りますので、
如何に「心穏やか」で「意識の充実」を図り、「快い気分」の「気」を有意識的な活動でいいかたちで継続維持が大切か、が解ります。
戦後69年経った日本国内では社会構造というシステムも連合国軍GHQに日本人の深層心理まで分析しながら法整備を重ねてきた結果システムそのものが、ややこしくなっていて欧米的資本主義経済導入を徹底してきた結果、ありとあらゆる考え方にまで影響を受けている現実があり、
そのシステム上に数多くの精神的負担がかかるようになっている事実を知り、そこから気にしなくともいいところは気にしないようにして、気にするところは気にして(気付いて)適応力を磨くことが大事だと思っています。
日本の医学界の皆さんとのお付き合いで判ったことですが、専門家は世間一般に知られて使われている「俗称」はあまり使わず、適切に単語を選んでいる、というところから解ったことがありました。
それは医学界の専門家の皆さんも同じ人間なので、身体については細かいところまでかなり関心が高く、中でも環境医学や予防医学での社会医学界の皆さんは言葉をかなり選んで使っていくことで、医薬品や雑誌に出ては病気の解説などして世間によく見られるように行う雇われ学者さんたちの行う、あたかも誇大広告にもなっている、宣伝文句には気を囚われないようにとしている姿勢が判りました。
そうした資料から、いくつかご紹介したいものがあります。
例えば「人間の身体は脚から老いる」という言葉ですが、これはあまり運動や労働をしなかった人間は脚が衰えて、歩けなくなり、内臓は元気でも精神的に悪影響を受けて、脳の働きも次第に衰退していく、という現象がありますが、
逆説的にいえば、脚が元気でよく動かして、人と会い、活発でいると、身体もよく動くので、よく眠り、よく食べられて、更にまたよく動ける、ということで「脚が元気なら老いることはない」ということが判ります。
こうした今現在での医学界のデータは膨大で分析もよくできていて、三大疾患ともいわれる生活習慣病の体質を知り、自ずから防げることはまったく難しくない事実があります。
そこから分析をしていきますと、
現代では多くの病気発症に関する原因や理由が解明ができており、そこから各自がその要因に該当しないものが多ければ、その病になる可能性が一切なくなる、あるいは可能性は限りなく低い、という認識を持てるようになります。
東大医学部も行っている「新生物(がん)の研究」はアメリカのハーバード大学がその世界の権威で疾患とされる悪性新生物:がんCancer のできるまで、というものはここまで原因と状況が理解できています。
そしてその発生要因というものも分析をされていて、その内訳があります。
要因の高い順番では「たばこ」と「食事」が共に30%で60%を占めています。
そして、次は運動不足5%、職業5%、遺伝5%、ウィルス・細菌5%、周産期・生育5% ここで25%
合計で85%になります。
アルコール要因3%、生殖3%、社会経済要因3% ここで9%
環境汚染2%、紫外線など2% ここで4%
医薬品・医療行為1%、食品添加物、汚染物質1% ここで2%
となっています。
研究によっての結果は「免疫バランスを保つこと」が重要としています。
がん細胞になる要因の細胞は、毎日数百から数千個が新たに生まれているといわれます。
健康な人の体の中では、大病につながる悪い影響がでる前に免疫細胞がこのがん細胞をやっつけてくれるので、ほとんどの場合、体には異変や支障がでないのです。
それに生活習慣病の体質では血液検査の結果から、すべて共通データになっていて、
「低酸素」「低体温」「高血糖」です。
ですから、「低酸素体質」では、この2ヶ月前ほどの寒の入りとされた「小寒~大寒~立春」の時期には、呼吸:息を吸う、吐くの力、肺活量が弱いと呼吸器障害をおこしやすく、脳に酸素も送られず、精神力も高まらないから悲観的意識を持つようになり、
最低気温はー1度~0度、最高気温も一桁で6~8度だと、運動習慣のない方で自発的に体温を上げて暖かくなれない体質だと冷えが身体に入りやすくなり、免疫力が働かなくなるのです。寒気は今の時候啓蟄でようやく遠ざかり始めるので、2ヶ月間は寒気に立ち向える身体が大事なのです。
そして血糖値が高くなってしまう食習慣だと、冬は寒いので血圧も上がり、体内に蓄えすぎた糖分が身体にとって有害な物質化してしまうだけなのです。
つまりは五大栄養素:糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル(鉄分)のうち、糖質と脂質、たんぱく質に偏りがちな外食に慣れすぎて、
ビタミン:緑黄色野菜、果物、ミネラル:わかめやひじき、のり、山菜などが足りなすぎると体内で作られる有能なナチュラル・キラー細胞など、血液に必要な成分が不足して、リンパ液など津液:体液の質が低下するだけなのです。
そして普通世間一般で「具合が悪い」とされて病院へ来て、血液検査と問診でわかっていることで、ほとんどの来院される方の体調不良の要因は、
「精神疲労(ストレス)、血行不良、睡眠不足、運動不足、食習慣の内容」
この5つにほぼ特定できています。
よく聞かれる「身体がだるい」というのは「血行不良」が原因で、その活性化を自発的にできる運動習慣がないから「だるさ」も慢性化します。
「更年期障害」と呼ばれた状況もまったく同じで、運動で血行促進をいつも図ればならないのです。
ですから「生活習慣」からくる「病」であり、「現代文明」におこる「病」といわれるのですが、本来は「病」ではなく「習慣:性癖」なのだと判ります。
そして47都道府県での自治体のアンケート結果で、健康な方々の多い地域での、類似パターンでは、
「伝統的な健康食、文化芸能や健康活動、温暖な気候、医師や医療設備の充実度、人と人との絆、ゆとりある暮らし」というデータが出ています。
ですから、そんなに難しくないことを難しくしてしまっている、現代社会の人間と人間の間にある問題が本当の問題であり、
それを解決しようと問題に挑む人も少ないことが、誰もが参加させられる資本:拝金主義経済での世のストレス社会を財界人たちが構築し年々若い人達を加えては増長を繰り返させています。
こうしたリアルタイムの事実から、私自身がこの社会で気付いたことは、この現世のシステムを動かす人達から馬鹿にされてもいいから、心身が健全であるための活動で、できるだけ多くの皆さんにお伝えし共にできることは、
1、質の高い運動習慣(健身気功、武術活動全般)から、2、バランスのとれた伝統的健康食を取り、3、質のよい睡眠を取り、4、世のため人のために喜ばれる仕事をすることだと思います。
そして、ストレスがたまったらまた1へ戻り、楽しく酒でも飲んでみんなで発散して、2の食事も大事にして、3の睡眠の繰り返しのサイクルの維持です。
居住環境では、地域の皆さんと一緒に楽しく交流できる土地がベストで、四季のバランスもとれていて、川や山、近くに海もあれば最高で、インフラ設備、信用できる大中小と病院、医療院があって、
日本の伝統文化風習の残っている土地で、海外から来られた方も安心して相互に政財界の摩擦から起こる政治問題に巻き込まれず、
皆さんで安心して楽しく暮らしていける体内環境づくり、一般的環境づくり、そして人材の養成が重要に感じています。
振り返れば、自身の一番フィットネス業界での好評を頂いた講義を武術院で行うのは1回めだということに気付きました。
太極拳班の方ではいつも技能の練習の合間に口頭で行いましたが、今回はテキストを使って参加された皆さんも顔ぶれと時間進行もあるので、その適宜なものを選んで講義を展開したいと思います。
しかしながらこの世界は内容が膨大なので、一先ず今週は知っておいて欲しいものをこちらで記述して事前にお知らせしておきたいと思います。
先ず、疾患、機能不全という病になりにくい体質とはどうしたらいいか、ということからです。
日本国内での呼称としての「病気」という概念ですが、古来にある伝統中国養生での言葉の中に「心至れば意に至り、意至れば気に至る」というものがあります。
「心のはたらきが強くなれば、意のはたらきも強くなり、気力のはたらきも強くなる」といえます。
そこから分析してみれば「病は気から」の言葉通りで、中国語の文法的感覚では「病気」というより「気を病む」という表現が的確に感じています。
逆に「気力」が弱くなれば、意識の「意」の力も弱くなり、そして「心」のはたらきも弱くなる、ということが判りますので、
如何に「心穏やか」で「意識の充実」を図り、「快い気分」の「気」を有意識的な活動でいいかたちで継続維持が大切か、が解ります。
戦後69年経った日本国内では社会構造というシステムも連合国軍GHQに日本人の深層心理まで分析しながら法整備を重ねてきた結果システムそのものが、ややこしくなっていて欧米的資本主義経済導入を徹底してきた結果、ありとあらゆる考え方にまで影響を受けている現実があり、
そのシステム上に数多くの精神的負担がかかるようになっている事実を知り、そこから気にしなくともいいところは気にしないようにして、気にするところは気にして(気付いて)適応力を磨くことが大事だと思っています。
日本の医学界の皆さんとのお付き合いで判ったことですが、専門家は世間一般に知られて使われている「俗称」はあまり使わず、適切に単語を選んでいる、というところから解ったことがありました。
それは医学界の専門家の皆さんも同じ人間なので、身体については細かいところまでかなり関心が高く、中でも環境医学や予防医学での社会医学界の皆さんは言葉をかなり選んで使っていくことで、医薬品や雑誌に出ては病気の解説などして世間によく見られるように行う雇われ学者さんたちの行う、あたかも誇大広告にもなっている、宣伝文句には気を囚われないようにとしている姿勢が判りました。
そうした資料から、いくつかご紹介したいものがあります。
例えば「人間の身体は脚から老いる」という言葉ですが、これはあまり運動や労働をしなかった人間は脚が衰えて、歩けなくなり、内臓は元気でも精神的に悪影響を受けて、脳の働きも次第に衰退していく、という現象がありますが、
逆説的にいえば、脚が元気でよく動かして、人と会い、活発でいると、身体もよく動くので、よく眠り、よく食べられて、更にまたよく動ける、ということで「脚が元気なら老いることはない」ということが判ります。
こうした今現在での医学界のデータは膨大で分析もよくできていて、三大疾患ともいわれる生活習慣病の体質を知り、自ずから防げることはまったく難しくない事実があります。
そこから分析をしていきますと、
現代では多くの病気発症に関する原因や理由が解明ができており、そこから各自がその要因に該当しないものが多ければ、その病になる可能性が一切なくなる、あるいは可能性は限りなく低い、という認識を持てるようになります。
東大医学部も行っている「新生物(がん)の研究」はアメリカのハーバード大学がその世界の権威で疾患とされる悪性新生物:がんCancer のできるまで、というものはここまで原因と状況が理解できています。
そしてその発生要因というものも分析をされていて、その内訳があります。
要因の高い順番では「たばこ」と「食事」が共に30%で60%を占めています。
そして、次は運動不足5%、職業5%、遺伝5%、ウィルス・細菌5%、周産期・生育5% ここで25%
合計で85%になります。
アルコール要因3%、生殖3%、社会経済要因3% ここで9%
環境汚染2%、紫外線など2% ここで4%
医薬品・医療行為1%、食品添加物、汚染物質1% ここで2%
となっています。
研究によっての結果は「免疫バランスを保つこと」が重要としています。
がん細胞になる要因の細胞は、毎日数百から数千個が新たに生まれているといわれます。
健康な人の体の中では、大病につながる悪い影響がでる前に免疫細胞がこのがん細胞をやっつけてくれるので、ほとんどの場合、体には異変や支障がでないのです。
それに生活習慣病の体質では血液検査の結果から、すべて共通データになっていて、
「低酸素」「低体温」「高血糖」です。
ですから、「低酸素体質」では、この2ヶ月前ほどの寒の入りとされた「小寒~大寒~立春」の時期には、呼吸:息を吸う、吐くの力、肺活量が弱いと呼吸器障害をおこしやすく、脳に酸素も送られず、精神力も高まらないから悲観的意識を持つようになり、
最低気温はー1度~0度、最高気温も一桁で6~8度だと、運動習慣のない方で自発的に体温を上げて暖かくなれない体質だと冷えが身体に入りやすくなり、免疫力が働かなくなるのです。寒気は今の時候啓蟄でようやく遠ざかり始めるので、2ヶ月間は寒気に立ち向える身体が大事なのです。
そして血糖値が高くなってしまう食習慣だと、冬は寒いので血圧も上がり、体内に蓄えすぎた糖分が身体にとって有害な物質化してしまうだけなのです。
つまりは五大栄養素:糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル(鉄分)のうち、糖質と脂質、たんぱく質に偏りがちな外食に慣れすぎて、
ビタミン:緑黄色野菜、果物、ミネラル:わかめやひじき、のり、山菜などが足りなすぎると体内で作られる有能なナチュラル・キラー細胞など、血液に必要な成分が不足して、リンパ液など津液:体液の質が低下するだけなのです。
そして普通世間一般で「具合が悪い」とされて病院へ来て、血液検査と問診でわかっていることで、ほとんどの来院される方の体調不良の要因は、
「精神疲労(ストレス)、血行不良、睡眠不足、運動不足、食習慣の内容」
この5つにほぼ特定できています。
よく聞かれる「身体がだるい」というのは「血行不良」が原因で、その活性化を自発的にできる運動習慣がないから「だるさ」も慢性化します。
「更年期障害」と呼ばれた状況もまったく同じで、運動で血行促進をいつも図ればならないのです。
ですから「生活習慣」からくる「病」であり、「現代文明」におこる「病」といわれるのですが、本来は「病」ではなく「習慣:性癖」なのだと判ります。
そして47都道府県での自治体のアンケート結果で、健康な方々の多い地域での、類似パターンでは、
「伝統的な健康食、文化芸能や健康活動、温暖な気候、医師や医療設備の充実度、人と人との絆、ゆとりある暮らし」というデータが出ています。
ですから、そんなに難しくないことを難しくしてしまっている、現代社会の人間と人間の間にある問題が本当の問題であり、
それを解決しようと問題に挑む人も少ないことが、誰もが参加させられる資本:拝金主義経済での世のストレス社会を財界人たちが構築し年々若い人達を加えては増長を繰り返させています。
こうしたリアルタイムの事実から、私自身がこの社会で気付いたことは、この現世のシステムを動かす人達から馬鹿にされてもいいから、心身が健全であるための活動で、できるだけ多くの皆さんにお伝えし共にできることは、
1、質の高い運動習慣(健身気功、武術活動全般)から、2、バランスのとれた伝統的健康食を取り、3、質のよい睡眠を取り、4、世のため人のために喜ばれる仕事をすることだと思います。
そして、ストレスがたまったらまた1へ戻り、楽しく酒でも飲んでみんなで発散して、2の食事も大事にして、3の睡眠の繰り返しのサイクルの維持です。
居住環境では、地域の皆さんと一緒に楽しく交流できる土地がベストで、四季のバランスもとれていて、川や山、近くに海もあれば最高で、インフラ設備、信用できる大中小と病院、医療院があって、
日本の伝統文化風習の残っている土地で、海外から来られた方も安心して相互に政財界の摩擦から起こる政治問題に巻き込まれず、
皆さんで安心して楽しく暮らしていける体内環境づくり、一般的環境づくり、そして人材の養成が重要に感じています。