春節をもうすぐに迎え、日本の二十四節季でも次週は節分、立春を迎えます。

ようやく冬の後半、晩冬から、春への入り口、初春に季節が移行します。

私共の活動感覚では、普通世間一般と同じく、西暦年1月1日でお祝いを行い、春節で季節の移行をしっかりと確認して、日本の立春を迎えてから、

正しく新春のスタートを行い、そして4月の年度スタートと三段階で計画を立てています。

2014年の年明けはまだ全体的にはゆっくり、寒入りを経て、そこでしっかりと真冬での心身の強化を行い、今現在の寒が抜け始めた時候で、冬型の武芸の稽古仕上げから新春へ移り、春爛漫の時候で完全活性化となっていきます。

ここまでする理由は、今現在の我が国、日本は明治から始まった近代西洋化を完全に果たし、西洋文明はもう吸収し終えていることもあり、新たな発展と繁栄を目指す段階へ行くべきと私自身は個人的に考えてすべての生活、仕事観を持っています。

今現在、私の通ってきた経験からくる意識感覚では、我が立場とは伝統日本武道家として、そして見習うものは古代鹿島神宮の剣士のような存在の武芸者です。

つまりは中国武術家ではなく、格闘家でもありません。

感覚では学んだ中国武術技能を取り入れ、易経、道家思想、儒家思想など中国思想哲学を学び、伝統日本思想と融合しています。

そして学んだ中国伝統医学養生理論、現代日本医科学と融合した医学観を備えています。

そして孫子の兵法、現代社会での日本史、世界史の歴史観を持ち、現在進行中の国内情勢、国際情勢の政を日々の流れでチェックして、

易占、風水的立地から判断して、安心して日々の生活を充実するために、

「何をすべきか」を判断し、様々な武術活動、太極拳活動、気功活動、兵法剣術にも反映した内容を行っています。

立場を古代鹿島神宮の剣士のような存在と申すのは、実は、ここ数年の調べて解ったことの中に、奈良時代の防人、そして鎌倉幕府を立てた畠山重忠を代表する東国関東武士気質は、その流れにあることです。

そしてその精神は関が原の合戦を経て江戸幕府を開いた徳川政権を支えた武士も同様で、私の生まれ育った武蔵国の多摩地域に活動していた江戸末期の新撰組とも繋がり、

ひいてはその精神は大東亜戦争、太平洋戦争を戦った我が国の英霊の魂にも繋がることだからです。

思うとそうした不思議な見えなかった「縁」が、この私自身を気付けば創っていたことが判りました。


今現在、自由平和に見える日本社会で「もう関係がない」という方々もあろうと思いますが、

私自身での自由意識では、その武士気質を持って人生を生きていきたい、と考えています。

特に昨年は、私の中の感覚ですが、また大きな節目を有難く迎えられることが出来、何かしら多くの皆様に恩返しをしていきたい、

そうした目標の計画を今年は考えています。

横浜武術院の武術活動にを共に頑張って下さる皆様に、ようやく初春を迎えた今年に、また楽しく良い年になれますように、私のできる力添えを行えたら、と思っています。


私の好きな春節の言葉に「万事如意」「大安順利」というものがあります。

私的な意訳ですが、

万事如意は「意:おもいの如く、万事が万事、うまくいきますように」

大安順利は「ご利益の利が、季節の順順に従い、大きな安心が得られますように」

皆様にとって、初春を迎えつつある今、


「万事如意」「大安順利」