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二十四節気では大雪を過ぎ、だんだんと空気の質が真冬に近づきつつあります。

これまでの練習活動では、日曜日の午後にも行った意識的な呼吸機能の強化、全身の血行促進を図れる練習内容になりました。


これからは基本功の練習メニューにも養生効果の高い動作を組み入れて行っていきます。

今年までで競技会用の武術隊訓練スタイルと駆け足で行ってきた各自に相応しい段位制での進段練習もひと段落したことで、来年はより発展型での健身、実用、そして養生での項目に力を入れていきます。

段位制の定着と今後の指導者養成も同時に行い、この冬に行う練習メニューの確定で、また新しく入ってくる皆さんが共通した練習内容にしていきたいと思います。

これからの武術項目の練習メニューは金曜日の夜は8時ぐらいまでが各自のウォーミングアップや個人項目の練習で、8時以降ぐらいから段位制套路での練習を皆さんで一緒に行い、そして後半は自選項目です。

日曜日は一昨日の練習の流れが基本ラインで行います。

内容では、これからの初心者の修得の流れでは先ず長拳や太極拳の一段、器械項目での一段~二段、そして伝統拳術項目の一~二段という流れで行います。

基本功の動作は跳躍以外は同じで、初心者の方は初めは助走まで、慣れてきたら騰空飛脚、套路で三段レベルで旋風脚、以後は各自の自発的意識で行うようにします。

現時点で五段~六段レベルの人は、跳躍の難度動作、そして長く行える伝統器械で撲刀とか、双刀とかを行うといいと思います。

そしてこれから真冬の気温は最低気温が5度~低い時で3度ぐらいになります。

最高気温でも12度から10度を下回る温度になってくるので、各自の武術項目で練習内容があまり慣れていないと、モチベーションが上げ難いと身体が温まりにくい時期に入りますので、

武術の実用性の稽古を同じぐらいのレベルの人同士で行うと、かなり武術精神と応対技能がより一層高められるので、各個性を自身の感性から分析して、一番適した方法で自発的に行っていって欲しいと思います。

(自分は向かない、と思った場合は個人項目を黙々と行うといいでしょう)

普遍的な健身・養生項目と異なり、「実用」の稽古では、自身の性格や適正から判断して対打(器械項目)、対抗性項目では推手、短兵、散手(最初はミット打ち、攻防技術、それから自由攻防)になります。

兵法剣術は、かなりの精度が必要なので、五段~六段レベルになって、日本武術の特性を体得することで、中国武術的な技能、日本武術的な技能と両面ができるようになることが横浜武術院スタイルの目指すかたちです。

特に日曜日午後の全体練習の前半は私は兵法剣術の方を見ながら、個人項目へと周りたいのですが、予め先日のように各項目で内容を決めておいて、何人かで一緒に套路、対打、析招練習を安全に行っていくといいと思います。

しばらくは前半が中国武術項目は剣術一段~二段、蟷螂拳、同時進行で兵法剣術の稽古。

中盤は全員で養生動作を含めた武術基本功、組み合わせは一段~五段長拳、跳躍は各自のレベルです。

後半は伝統拳術、伝統器械、散手、推手など、になっていきます。


来年は武術活動の普及発展を目指して、指導者にもなれるように定まった練習活動、武術元素各内容に準じた、練習意識、指導での優先順位の定め方なども、慣れている方々は「教練」という言葉の意味通りに、

「教え、教えられ、練り、練られ」の中で相互発展になれる感覚を体得できるようになると、将来にも、一芸を備えられると、様々な意味でも「芸は身を助く」となると思います。

2014年の目標は、中国での研修ツアーを行い、今までの「研究院」から次のステップでの「武術学校化」を実際に構築していくための「指導要綱」「指導方法」など定型化として、次世代の養成を図れる実践・行動の一歩一歩になれるようになりたいと思います。




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