$中国武術 カンフー 横浜武術院 日本華侘五禽戯倶楽部のblog-称名寺


今日は、自分にとって記念すべき日になった気がします。

先週の水曜日には高尾山、薬王院と高幡不動尊を参詣しました。

初夏には自身の肺活量トレーニングを兼ねて阿夫利神社を参詣し大山に登りました。

そして昨年は、ある縁から春に横浜にある成田山、新勝寺の分院に参詣し、そのことから秋に成田山に参詣し、同時に日本武道神を祀る、鹿島神宮と香取神宮に詣でて参りました。

崇敬する我が国における日本武道神の鹿島、香取神宮は古事記・日本書記に縁起する偉大なる神社です。

今日は、金沢文庫 称名寺に久しぶりに訪れ参詣致しました。

ここに関する私が訪れた仏教のお寺は、我が家系での真言宗です。


称名寺も中途から、真言宗に改宗したお寺で、極楽寺との縁もあります。

真言宗は密教。

真言宗は遣唐使であった、弘法大師空海が唐で学んだものが日本で昇華された、すばらしい信仰です。


私もこの今までの人生に過ごしてきた幾年かの間、何度も中国に渡り、学び、修練を続けて参りました。

この数年において、ようやく自分の出自や経歴において、

私は「何者」なのか、という自身の問いに、先週から今日を経てようやく理解が出来た期間になりました。

こんなことを申せば、いつもの様に、はたから見れば、ただの「?」な人にみえることでしょう。


しかし、私自身が少年時代から感じていた奥深くにある血筋にある「何か」に気付き、目覚め、 それは「何か」を想い、

日本剣術を経て、中国武術の道へ歩き、人生のライフワークの一部として中国大陸へも毎年渡り、学び訓練を受けるようになりました。

そして東洋大学に進学し、中国語の習得だけでなく、中国の思想哲学の道教、仏教、儒教を学び、研究を重ねて来ました。

実は、そこから個人的に特に道教に関心を持ち、深く研究をしてきました。

そのことから武術の経験を経てから次に意識するようになった「導引」の研鑽。

そして、神医華侘の総編した「五禽戯」の本場、謂わば総本山である安徽省亳州市を3度訪れ、

この地は老子、荘子、そして曹操の故郷でもある土地にて学ぶことができました。


私は、この時に多くを学び取ることが出来、その後にと歴史的にと関係していく五斗米道の教団や武当山道教との重要な功法における秘訣の関係を理解できました。

そこから日本において、そのことに関する研究を始めましたが、解ったことは、

日本という国家は「仏教」を国の信仰として取り入れ、武家における「武士道」は儒教の影響を受けておりましたが、

「道教」だけは、まったくとして その「存在」を受け入れないことへ気付いたことです。

調べても資料はありません。


そして、この数年の間、父が他界し、ちょっとしたことがきっかけで真言宗との縁。

そして密教。

密教はチベット仏教との関連、そのことからヒンズー教との関係。

そして武術・・・


今日は金沢文庫の図書館で、調べていた時に、関連するいくつかのキーワードが並び続け、

調べていくうちに、

ある、ひとつの重要な自身で知りたかった結論へと辿りつけることが出来ました。

思えば、とても長き道程だったようにも思います・・


さすが、日本における最古で武家の図書館。

古来中国からもたらされた書物の現物は多くの武将へ奪われても地元の記憶から資料を呼び起こす、伝統日本人の心意気の凄さに脱帽し、感謝の思いを感じさせて頂きました。


とにかく、たくさん思いがありますが、今日はここまでにします。

ヒントは唐の皇帝 玄宗が鑑真和尚の来日に合わせて、「道士」を帯同させて日本へ派遣させろ、という要求を「天武天皇」はまったく拒否し続けた、という事実を知りました。

そして、後にある4人の日本人を派遣し、唐に入り、道教の多くを学ばせて和製道士として、日本に帰国させた、ということでした・・

この歴史的な重要な出来事が、この素晴らしい今日の日本を維持できていることにも関係している事実でした・・





(横浜武術院ではいつでも武術カンフー・太極拳での活動仲間を募集中です)

中国武術・カンフー 太極拳教室案内 

初めてのみなさんは是非、朝日スポーツクラブBIGーS綱島教室もご活用ください 

$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-朝日スポーツクラブBIG-綱島行き方

所在地 〒222-0001 神奈川県横浜市港北区樽町2-6-40
東急東横線 綱島駅下車 徒歩7分

お問い合わせ Tel.045-533-2740

営業時間 ※火曜日定休
■平日/9:30~24:00
■土/9:30~21:00
■日・祝/9:30~21:00