
今年は8月に行われた香港の国際段位制の1回目の大会と先月の交流会を無事に終えて、ここ数年での計画が全部ひと段落出来てすべてが落ち着きました。
2011年の上海研修、2012年の上海国際武術博覧会にも関連し続いてきていた正式な世界標準とする中国武術段位制新規定ルール創設での本場中国武術界の流れと同時進行で行ってきました。
これは今までになかった経験です。
「鉄は熱いうちに打て」という言葉が日本にはありますが、これは本当だと実感をしています。
今本当にすべてに感謝を申し上げたい、といつも思うのは、私は日本武道から始まり、中国武術、太極拳、健身気功、導引、伝統気功、華侘五禽戯などを長き時間での経歴を過ごし、
ここに来て何か不思議さというか「縁」というものを思います。
想うに自身の感覚では、剣術を6歳から既に始めてきていた身体感覚での経験です。
刀というものは当然鉄で出来ているものなので、やはり何かしら共通する意識などが無意識の中にでも伝わるような霊感というような感じを受けることがあります。
剣道世界というのは当然、相手の剣より遅ければ打たれ、もし受け技での読みや勘が技能で外れれば刀なら一瞬、一刀の元に斬られて果てるのみ、という世界観を持つようになります。
江戸時代までは木剣の一本勝負でしたから、打たれれば大怪我、そして武芸者としての名誉失墜ということでした。
中国武術へ移った理由というのは、日本武士での「死ぬことを見つけたり」という世界観から本能的に単に真逆の世界観である「生きることを見つけたり」という不老長寿の世界を学ぶためだったことと中国(大陸や中国人)を知りたい、ということだった気がします。
それがいつしか長く時間がかかり、中国へ行けば普通に同化できる能力を身につけ、常に時代時代で有益な処世術観を学んだことでした。
今穏やかに、この自分のやってきた中で、ある「ポジション」をよく考えています。
自身ではあまりよく判っていなかったのか、あるいは本能的に自分の中の遺伝子が判っていて自身をそうさせてきたのかを、ずっと長い時間をやってきて、この過ごしてきた時空が脳の中であるいは身体の感覚が自身の中でいつもふわふわと漂うようであって不思議な感覚です。
感謝の想いは、これから共に未来を明るくしていく皆さんにお伝えし、
共存・共栄を一緒に頑張っていきたいと思います。
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