私の総合武芸歴は天然理心流系日本剣術:剣道を6歳から6年、中国武術を31年、合計37年間になりました。
今までの自身の感覚で感じるに、日本武道とは大いに共存、共栄できるという感覚です。
以前は多摩武道館での武道交流大会と川崎市の警察署での新年の武道演武会にゲストとして中国武術を演武したことがありました。
その時は自身が日本武道の出身で武道を離れ、日本人なのに中国武術界の道へ行ってしまったことへの日本武道界からは遺憾の思いなどを持たれてしまうのかな、とか考えたりしていました。
昨年から日本武道神であられる「香取神宮」「鹿島神宮」に参詣するようになったのは、このことにも関係しています。
しかし演武を行ってからは、多くの皆さんがやってきて刀を見せてくれ、とか、棍に触らせてくれ、とか中国武術の盾はどうなっているの、というように皆さん大いに関心を持ってくれました。
そして私も皆さんの演武を拝見し、薙刀や合気道などにとても大きな感銘を受けました。
最近はしばらくそうした交流はなかったのですが、昨年私自身が決めた日本武道回帰もあって、毎日、日本の武道の多くを研究させて頂いています。
特に伝統日本武術、古武道は素晴らしくて、とても勉強になることが多く、感謝しています。
かつては情報が全体的に少なく、日本武道館で行われる武道大会以外で実際の武技を見られるような、ことはほとんど出来ませんでした。
日本武道の皆さんが中国の武術を見る機会がなかったのも同様だと思います。
私の感想ですが、日本武道での強さを目指しているものと、中国武術の目指している強さとは全く同じで本質的に完全一致します。
気風でもある長所や特徴がまったく異なることがかえって良いと私は実感しています。
これからは日本武道の皆さんも太極拳や気功などは専門の技芸を活かしながら取り入れられるようになったらいいだろうな、とよく思っています。
私たちは昨年から、私が以前に体得していた日本剣術の技能に更にその流派の基であった崇敬する香取と鹿島の伝統古武道の剣法からの技法にアレンジを加え、工夫した新しい剣術として創出し兵法剣術としての稽古を行うようにしました。
主に稽古は木刀による対戦形式での組太刀と抜刀術:居合い術ですが、雑念を払い精神を一点集中し、とても洗練された「静」感覚は「動」に重きをおいた中国武術項目との共存は、我々にとっても大いに発展が望めることに気付きました。
私の体験からの感覚ですが、日本武道にも私の身につけた「未病」として有名な中国の伝統医学の教養でもある養生運動項目での意識呼吸法や導引などをプラスαすると、腰痛や膝関節痛などの怪我予防にもなり、より多くの皆様の武道キャリアを大いに長く発展できるように感じています。
感想として今までによくある日本国内の気功、太極拳や武術の活動組織は元々空手や合気道などから移った人や、以外に思われるかも知れませんが日本舞踊とか社交ダンスから移ってきた人などが結構多いということです。
そういう人達の作る組織は傾向として元々所属していた世界の「排他的」感覚があって、それらを中国武術界に持ち込んだような人達がいますが、今からも思うと本質的に大きなミスをしていることを再認識します。
最近では体操、バレエやダンス、エアロビックエクササイズ、ヨガなどから移ってくる方も多くなりましたが、運動能力も高く、特にヨガから転向される方は運動の本質を元々理解していて、とても良いと思います。
今現在の現代日本社会は情報が早く、調べることもし易く、今年から始まった中国武術段位制のこともあり、
誰しも、どの分野でも大いにチャンスがある反面、技能における実力の伴わない旧体制などは衰退していくと予測しています。
そして少子高齢化ということは、情報を速く大量にどんどんを仕入れて、いち早く展開していくところと情報が遅く、無視したり、応対を怠っていけば、
いまや多くの多彩な知識・情報を蓄えている若年層や中年層を取り込むことができず、年配層だけが構成する組織構造になっていくいう過疎化につながることを既にいくつか感じています。
しかしながら古来の日本を思うと、これをずっと繰り返してきたことでもあるので、我々は我々の道をしっかりと修練して精進して行っていきたいと思います。
今までの自身の感覚で感じるに、日本武道とは大いに共存、共栄できるという感覚です。
以前は多摩武道館での武道交流大会と川崎市の警察署での新年の武道演武会にゲストとして中国武術を演武したことがありました。
その時は自身が日本武道の出身で武道を離れ、日本人なのに中国武術界の道へ行ってしまったことへの日本武道界からは遺憾の思いなどを持たれてしまうのかな、とか考えたりしていました。
昨年から日本武道神であられる「香取神宮」「鹿島神宮」に参詣するようになったのは、このことにも関係しています。
しかし演武を行ってからは、多くの皆さんがやってきて刀を見せてくれ、とか、棍に触らせてくれ、とか中国武術の盾はどうなっているの、というように皆さん大いに関心を持ってくれました。
そして私も皆さんの演武を拝見し、薙刀や合気道などにとても大きな感銘を受けました。
最近はしばらくそうした交流はなかったのですが、昨年私自身が決めた日本武道回帰もあって、毎日、日本の武道の多くを研究させて頂いています。
特に伝統日本武術、古武道は素晴らしくて、とても勉強になることが多く、感謝しています。
かつては情報が全体的に少なく、日本武道館で行われる武道大会以外で実際の武技を見られるような、ことはほとんど出来ませんでした。
日本武道の皆さんが中国の武術を見る機会がなかったのも同様だと思います。
私の感想ですが、日本武道での強さを目指しているものと、中国武術の目指している強さとは全く同じで本質的に完全一致します。
気風でもある長所や特徴がまったく異なることがかえって良いと私は実感しています。
これからは日本武道の皆さんも太極拳や気功などは専門の技芸を活かしながら取り入れられるようになったらいいだろうな、とよく思っています。
私たちは昨年から、私が以前に体得していた日本剣術の技能に更にその流派の基であった崇敬する香取と鹿島の伝統古武道の剣法からの技法にアレンジを加え、工夫した新しい剣術として創出し兵法剣術としての稽古を行うようにしました。
主に稽古は木刀による対戦形式での組太刀と抜刀術:居合い術ですが、雑念を払い精神を一点集中し、とても洗練された「静」感覚は「動」に重きをおいた中国武術項目との共存は、我々にとっても大いに発展が望めることに気付きました。
私の体験からの感覚ですが、日本武道にも私の身につけた「未病」として有名な中国の伝統医学の教養でもある養生運動項目での意識呼吸法や導引などをプラスαすると、腰痛や膝関節痛などの怪我予防にもなり、より多くの皆様の武道キャリアを大いに長く発展できるように感じています。
感想として今までによくある日本国内の気功、太極拳や武術の活動組織は元々空手や合気道などから移った人や、以外に思われるかも知れませんが日本舞踊とか社交ダンスから移ってきた人などが結構多いということです。
そういう人達の作る組織は傾向として元々所属していた世界の「排他的」感覚があって、それらを中国武術界に持ち込んだような人達がいますが、今からも思うと本質的に大きなミスをしていることを再認識します。
最近では体操、バレエやダンス、エアロビックエクササイズ、ヨガなどから移ってくる方も多くなりましたが、運動能力も高く、特にヨガから転向される方は運動の本質を元々理解していて、とても良いと思います。
今現在の現代日本社会は情報が早く、調べることもし易く、今年から始まった中国武術段位制のこともあり、
誰しも、どの分野でも大いにチャンスがある反面、技能における実力の伴わない旧体制などは衰退していくと予測しています。
そして少子高齢化ということは、情報を速く大量にどんどんを仕入れて、いち早く展開していくところと情報が遅く、無視したり、応対を怠っていけば、
いまや多くの多彩な知識・情報を蓄えている若年層や中年層を取り込むことができず、年配層だけが構成する組織構造になっていくいう過疎化につながることを既にいくつか感じています。
しかしながら古来の日本を思うと、これをずっと繰り返してきたことでもあるので、我々は我々の道をしっかりと修練して精進して行っていきたいと思います。