先月行われたヨーロッパでの「伝統武術競技会」の模様です。

中国から遠く、漢字文化でもないヨーロッパで、そして「オリンピック」業界をよく知っている彼らの今現在の大会運営と内容がよく判ると思います。

日本国内全体での武術の業界全体で感じるのは、各個人的な趣味や趣向があるのは大いに結構ですが、まだ「ムラ社会」から離れられず、個別個別での感覚重視で、

賢い領主のようなプロデューサー的な広い感覚において、業界全体での発展や繁栄を目指そう、という意識がまったくないことだと思います。

私自身としては、もうそういった状況が変わらないことに興味はなく、先ず自分達の活動の中でひと先ず完結させて、

それから一歩一歩ずつ着実に前進していくことを目指しています。