今朝の横浜は快晴、太陽暦風薫る5月7日、太陰暦では三月二十八日、明後日金曜日からは陰暦四月一日です。

午前中の野外太極拳教室には、久しぶりにある雑誌からの取材があり、環境的には絶好のいい一日でした。

私達の武術活動と現代日本での皆様といいかたちでのリンクの出来るきっかけになれたら嬉しいな、という思いです。

(企画の内容と概要はいずれ、原稿が出来て発売日が解りましたら、ご紹介させて頂きます)

今日はGW明けの一日めなのですが、今年度はこのGW期間は一日のみ休日があり
その日は研究に費やしましたが、ほとんどが全部の日程は指導でした。

私の行う養生では、この時期多くの皆様に、この立春からきた3ヶ月の成果の実感を一緒に満喫することが重要な役目なので、私自身の正直な気持ちでは、

「休んでいる場合ではない」という状況です。

今日も先ほどの夜のレッスンの中でお話させて頂きましたが、現代での「健康」の定義を一緒にこの時期に考えてみたいと思います。


WHO:世界保健機関のいう「健康」の定義は、

「精神的」「肉体的」「社会的」に良好で健全な状態である、というものがあります。

以前には、確かにそうかな、という感じですが、


毎日目にする、現代日本社会のありとあらゆるものの現象で思うに、

「社会的」に良好で健全であるのだろうか、ということ。

その「社会」に応じていかなければ、ということで無理させられて、苦労して、その結果、

「精神的」に良好さを保てるのだろうか、ということ。

そうして、その中において、これから先に「肉体的」にも良好さを保っていくことができるのであろうか、ということです。


そこで伝統中医学の概念から、考えてみましょう。

有名な定義では「健康」「未病」「病気」というものです。

「健康」とは、

「精神的」「肉体的」に健全で良好な状態の恒常性が保たれている状態である。

「未病」とは、

「精神的」「肉体的」に健全で良好な状態での恒常性が崩れかけている状態である。

「病気」とは、

「精神的」「肉体的」に健全ではなく、心身の恒常性が崩れてしまい、自身で立て直せない状態である。

というものです。

現代日本社会は政財界、有名企業、ありとあらゆる組織全体が既に「未病体質」になってしまっている残念な実情があります。

それは「どうしてこうなったのか」とか、「何故そうなのか」とか、は私はもう単語的に指摘したりすることはせずに触れません。

それらは、もうずっと語ってきましたし、綴ってもきました。

それを知りたい方は「戦後日本史」と学校での授業で知った世界史・日本史、と本当の事実から見る世界史・日本史・先進国の現代史から調べるといいと思います。

今現在のアベノミクスには注意が必要です、調子に乗って盛り上げようとする人たちの職業や年代別で判断すると、その本質が見えてきます。

これから2年後に、その答えを自己責任で感じることになるでしょう。

私達は、毎日思うことがあり、調べていれば気付くことです。

政府はあくまで「税収」の上がることだけを考えて、ありとあらゆることを画策します。

そのことのために「税収」つまりは国民から合法的に支払いを多くさせることのみを良しと考えて動いています。

そう考えて、テレビなどの多くの眼にしやすいマスコミを使い、誠しやかな仕事をいっぱいやっています。

私個人的には、もうそういうものだと割り切っています。

こういった作られてしまった現状を変えることは難しく、乗せられて、騙されてしまう人が出ないようにと願って、こういった小さなところでつぶやいて、

いわば、地雷を踏まないように気をつけて、

多くの皆様のそれぞれに、いいかたちで心身の健全さの恒常性を保ち、

WTOの言う、

「精神的」「肉体的」「社会的」に良好で健全な状態である、というものですが、

私の仕事で行っていることでは、


「精神的」「肉体的」「社会的」に良好で健全な状態である人たち同士での共同体:コミュニティーの活性化、というものを大事にしたい、そう感じています。