今日は土曜日、スケジュールでは地元のスポーツクラブで朝は楊式太極拳のレッスン、午後は武術教室、そして続いて健身気功、今は八段錦と陳式太極拳教室とまとめて行っていく一日で、

とてもバリエーションに富んだ項目を行う日なので個人的にはとても私自身も刺激も多く受けられるので、

気付くとあっという間に終わってしまい、帰り道には地元の温泉によってリフレッシュできるので とても内容の濃く 心地良い一日でした。

この仕事は世間から見れば、日本国内においてはそんなに経済的に裕福になれるような仕事ではないですが、人生で国内平均寿命では男性平均80歳、女性86歳の現代日本社会で考えると、

一般には65歳定年で、それから再就職をしたり、年金生活での高齢化社会の過ごし方が様々な議論をされているのを見ると常にいつも自身の健康状態の恒常性が良好で、そのペースがずっと一定的なことを踏まえて思えば、トータル的な長い目でみればかなりいい仕事だな、と思っています。

定年後に常に自身が何らかの病気の可能性や不安をたくさん抱えて生きていくような現代日本社会での現実を見て思うことは、私のような世代ではよく考えます。

現代日本社会で今は「お金」を取るか、「健康・生き甲斐」を取るか、究極の選択だろうな、と実感しています。

以前「人生いろいろ、会社もいろいろ」と言った首相がいましたが「生き方もいろいろ」な時代だと思います。

私は一番、素晴らしい職業だと思っているのは「農業」「林業」「水産業」など「第一次産業」の皆さん、そしてそれに準じた「衣食住」を正しく流通させていく職業の皆さんに敬意を持っています。

「武術」というものを皆さんに紹介し、一緒に活動を行う仕事というのは、より「第一次産業」に近い仕事だと思っています。

(※実際、歴史的変遷で古代中国では武術は農村で発祥し現代まで医者いらずの心身を作り上げ、軍事的衝突があった時でも役立てられる、そういった文化背景があります)

現代日本でも「中国武術」は今日、さまざまな「かたち」で広まってきています。

これからは、日本でも大きなムーブメントがようやくやって来そうです。

(実は大きなムーブメントがまだ起きていないのはYoutubeなどを見ていれば一目瞭然ですが、日本だけ、というという事実・・それは世間で堂々と言われているガラパゴス・ケータイ状態とまったく同じです)

そして、その「これからの時代」でやはりずっとこの17年間ほど朝~晩とフィットネス業界の現場で立ち続けてきた経験的で思うのは、

職人と同じで「経歴:キャリア」は大事だということです。

人によっては「技巧:テクニック」重視で、その場・その時の「場当たり的」な「お利口さん」の演じるような仕事は、これからうまくいくことはないでしょう。

世間はバブルの浮き沈みを多く体験してきた「団塊の世代」の方々が毎年に引退するようになり、自身の健康問題解決で体育運動を調べて吟味して選んでいる人の多い時代になっています。

若い世代の皆さんに憶えておいて欲しいのは、皆さんがいろいろと「理想や要求が高くなっている」ように、

「皆さん」も多くの方々から常にチェックされていて「理想や要求が高いもの」を求められている時代に生きていることです。

言うなれば「原因と結果は応じて報われる:因果応報」

これが全世代、老若男女が求める時代になっています。

ゆえに「派手ではなく」コツコツと「地道な下積み」を積みに積んで、日々確実に堅実に頑張ってやってきていた人こそ、

今後実力を大いに発揮できる「キャリア:経歴」はとても重要になる時代になっていくだろうと実感しています。