縁起」とは仏教用語で「縁:つながりのあるもの」を「想い起こす」ということで、この新しい春を迎えてこれから始まる春夏秋冬をいいかたちで過ごしていきたいためにつながりある事柄を想い起こして、自分の一年間の良いイメージを築くための「縁起」

松竹梅とは松は年間を通して緑を失わず常緑であり、いつも心身が元気でいることをなぞらえています。

竹は真っ直ぐに伸び、二つに割ってもスッパリときれいに分かれることで精神面の明確さ、わかりやすさを表しています。

梅は厳寒に耐え忍び、新春の訪れを感じ、真っ先に可憐な花を咲かせ 芳しい香りを放つ、という意志の強さを備えています。

松竹梅、人もそうありたい。

そんなことを自然は教えてくれています。