今日は午前が地元のクラブでの太極拳、通勤時間自転車で10分。午後は30分ちょっと移動してから気功体操のレッスン、八段錦が好評で自分にとっても好きな時間です。

夜は武術院の活動。

まだみんなが揃うまでは自身の稽古を行い、だんだんと揃ったら基本功、組み合わせ、そして分段練習。今日は涼しくなってきたこともあり、かなり体力が回復してきたようで全套練習を頑張ってやるメンバーもいました。

活気ある場所、活力ある皆さん。終わって清々しい心持ち。

武術を通じて、みんなで一緒に心身が共に喜ぶ感覚での共感が嬉しいと想う時候でもありました。


こういう時に、武術を人生でずっとやってきていて本当に良かったと実感しています。

思えば自分の世代は時代や企業体に心身共に疲弊させられやすい年代です。

その反動もあって自分は今の存在になり得たことを思います。


剣道:日本剣術を少年時代に6年。

そして中国武術に移り来月の秋分の日で満30年を迎えます。

ただひたすらに武術を求めては思い、やってきて今年をもって日本刀での剣術:日本武道を加え、

対練、対打拳、推手、そして散手技術を含めた総合武術としての横浜武術院スタイルを時間をかけて到達できて何か感慨深い年になりました。

日本での武術兵法もルーツは中国、それを求めてやっていくうちにやればやるほどに気付けば長い年月を過ごすことになりましたが、それも当然。

むしろ多くのチャンスを頂き有り難いことばかりです。ようやく日本武術にも戻ることが出来て長い旅が終わった気がしています。

今年の交流会は私もベストを尽くしてやろうと思います。

今までに幾つもの大会や競技会もやってきて、やることはやってきたと思います。

これからは別に「何か」が欲しいこともない。

ただいつも、少年時代の時のようにひたすらであることが自分では嬉しい。


人間誰だって年はとります、しかし時間が過ぎて行く中で何をしてきたか。

何を得たか、そしてそれをこれからどのように活かせるか。

これを持つだけでも人間は違ってきます。


今日も一日、楽しく素晴らしい時間でした、有り難いです。


月は明日が十五夜。太陰暦七月十五日。

本当のお盆を迎えます(旧暦、旧盆という言い方は個人的にあまり好きではありません)

あと一月後は中秋の名月。

道元は云う。

「春は花。夏ほととぎす。秋は月。冬雪冴えて、涼しかりけり」

日本の自然は美しい。日本人であって嬉しい、そう想うのです