$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog


先週はお盆休みもあったので海には出ませんでした、今日の休日はボディーボードを持って2週間ぶりに湘南へ出ました。

横浜に来てから13年。その出てきた年からボディーボードを始めました。

波を選んで乗る感覚や、身体のバランス感覚のトレーニングとリフレッシュを兼ねてやっているのと、ただ海の上でのんびり水平線を見ていることが好きです。

今日はまた静かな海の上でこの13年間をゆっくりと振り返っていました。

いつも毎年海の上で思い考え、振り返り、そこから気付いて、日々へと少しづつでもやってきたことでゆっくりと夢が実現できるようになり、今日があります。本当有り難いことと思っています。

東京の狛江で生まれて水泳と剣道を学び、小学校での高学年の頃から中国武術に憧れるようになり、中学生になってから中国武術の道へ入りました。

途中に家を出て板橋区で3年間住んで、そして一度狛江へ戻ってから実家が府中へ行くことになり一緒に移りました。

生まれ育ち、ホテルマンをはじめいくつも多くの仕事をしてきた首都・東京がいつしか嫌になっていました。

1996年にフィットネスの仕事の依頼でやってきた今の地が好きになり、

30歳の時「三十にして立つ」のことばに勇気づけられ、この町へ単身でやってきました。

それから今年は13回目の夏。

とにかくいろいろあって、この地が自分を待っていてくれた、そう感じるようになりました。

自分の家系を調べれば本籍の埼玉県の深谷、府中~調布~狛江の多摩地区と横浜までは共に武蔵の国で繋がっていることもあり、先祖ともゆかりある鎌倉や湘南、小田原が近い、ということもきっと関係していることと思います。

今日は海の上で、実は祖先たちが見て考えていた風景を、後代の今の自分が見て考えているのではなかろうか・・


そんなことを思い 広い海、白い雲、青い空。

ただ、ただ等しく平らに続く水平線。

明るく楽しい平和な海辺・・

数百年、数千年とこれからも永遠に変わらぬ、この風景・・

そのものと一体になっていました。