映画「ドラゴン怒りの鉄拳」という、中華系で長くアメリカに滞在した人であるブルース・リーの出世作品があります。
私自身の経験ですが、小学1年生から6年間剣道を学び、中学生になってから中国武術界に入り、今日に至ります。
その間、このような映画、日中の政治問題 あらゆる多くの間にあるゆえに葛藤:ジレンマの中で生きてきました。
しかし、最近に思うに正しい世界の国際情勢、日本における諸所の問題を思うに「似非:えせ」の「日本人」が明治時代以降は増殖したことを実感しています。
「金」のためには「仁義:仁と義」「礼」「智」「信」五条を捨ててしまう「愚か人」が多くなったことです。
この映画「ドラゴン怒りの鉄拳」は監督は上海出身の「羅維:ロー・ウェイ」1941~1945年代に中国大陸でアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ドイツがアジア利権の確保を狙っていた時期に日本がらみでの戦争となってしまい、
実はイギリスやアメリカ政府の裏側にいる金融メジャー資本、石油メジャー資本企業たちの関連者たちが今現在でも世界にはびこり厄介な連中に嵌められてしまった戦争だったことです。
しかし「日本人」としての反省はあります。
今までの政治家たちを見れば「寄らば大樹の影」「長いものに巻かれろ」
夢はなし、希望もなし、目標もなし、努力もなし、達成感もなし、喜びもなし、そして根本の意志もなし、守るべき信念もなし。
こんな恥な「日本」にいる「人間たち」が増えてしまったことだと思います。
こいつらは「似非、日本人たち」です。
映画「ドラゴン怒りの鉄拳」の舞台になっているのは上海。
精武体育会へ乗り込み「非礼」をすることから映画が始まります。
しかし真の日本の武道家であったならば「こんなことは絶対に在り得ない」ことです。
それに「闘い」に描かれているシーンも髪を染めた奴がいたり、
神棚が変に小さかったり、剣術でも柔道:柔術 空手などでも日本武道的な動きにも不自然でおかしなものだらけです。
今の日本を見ればわかりますが大した意味もなく海外文化にうかれ、己を失い彷徨い続け「無秩序」な彼らに注意が必要だと思います。
確かに、今日先ほどまで横浜中心部の街を歩き「不愉快」「不謹慎」「不可解」に思う日本人たちがとにかくまた増え続けています。
政治家もふざけた人間たちが多いです、もしこいつらがまた調子に乗って海外に出ればこうした「似非日本人」になるのではと危惧しています。
それに「ドラゴン怒りの鉄拳」を含む1970年代の香港映画では、
日本映画の三船敏郎さんの黒沢作品や勝新太郎さんの座頭市、
そして高倉健さん、池部良さんの「昭和残侠伝」の「アレンジ作品」ばかりだという事実が大事です。
中国人に本当の「日本人」を知ってもらうならば、その作品を見てもらい、
そして、その素晴らしい「日本人気質」を現代日本人も示すべきです。
そうすれば、これからの世界情勢、本当に誇れる日本が活躍する時代になるはずです。