昨晩は横浜銀行行友会の教室の皆さんと新年会を行いました。

ここは皆さんの多くが有識者でインテリジェンスが高いので話も盛り上がって楽しく過ごせました。

皆さんは当然人生では大先輩でもありますのでお話をさせてもらいながらも学ぶことが実に多いです。

そこで思ったのは世間に流される情報は根拠のないものが多く、そして気付く有識者が少なくて「有識者もどき」だけはいっぱいいて、騙しのテクニックが如何に出回っているか、ということです。

幸い私の周囲には気付く皆さんがとても多く、いつも目に付く世の中の事象をいろいろな角度から検証して騙されぬように、と互いに心地いいライフワークを一緒に築いて頑張っていこうという感覚があります。

昨日は一番の年長の女性の方がいて一緒にお話をしていた中から察するにもう90歳を過ぎていることに気付きました。

今年の秋でこちらでも10周年になるので、もう80歳過ぎてから始められて毎週ほとんど休みなく参加されているので私自身もとても嬉しく思いました。

そのお話の中から人生で一番大切なものとか生き方とかライフワークについてもいろいろとお話をしました。

真の日本女性というのは本当に強い、ということを改めて思いました。

(これからはかなり少なくなっていくだろうかな、それより男性の多くはもっと堕落してきているのかな・・)

私自身、帰り道に思ったのは、自分のような生き方をしてきた人は日本人でかなり少なくて、かつては心細さをも思う時期も確かにありました。

しかしこうしてそのやってきたことが皆さんに活かしてもらえて、こうしておかしな世相から縛られずにいられることへの感謝を思いました。

自分らしい生き方はやっぱり大事で、それを見つけられない人たちは自身で気付かぬうちに迷路を彷徨うようになっているようです。

現代日本社会は戦後にややこしい出来事を抱えさせられてしまい、その不安から心がねじれてしまって人への優しさや思いやりを失って、正しい目を持つことのない人への不満だけを常に持つようになってしまったり、

悲観的になってしまったり、していくうちに慢性的な心の病を抱えさせられるようになったのだと思います。

経済的、金銭的に裕福になるのはいいことだとは思います。

しかしそれは正しい行いや徳によって得られた場合のみに幸福が伴うと感じます。

誰かの足を引っ張って、嘘:虚言をついて人を騙したり、誰かを悲しませてでも得ていった経済の中では誰も幸福になれないことに気付いている人たちは多いです。

ここのところずっと毎日流されるニュースの中で見られる西洋的資本主義の崩壊とはそういうことで、

縄文、弥生、古墳時代の文化から見ていけば古来から日本は思いやり文化、おすそ分け文化、どこの出身の誰であったとしても素直で正直者たち同士の団結文化が作ってきた歴史だと信じています。

昨日はそんなことをたくさんお話して、日本は1億2500万人のいきなり全体を良くはできないから、先ず自分たちの周りから良くなっていき、そこから広げていこう、ということを思いました。