昨日から2012年の活動がスタートしました。

木曜日は午前~夜までは太極拳や導引、伝統気功五禽戯や健身気功八段錦などの養生クラスの活動が中心でした、全体的にとても活気がよく快いスタートになりました。

今日は午前は陳式太極拳、午後は気功体操のクラス、夜は武術院の活動では短兵の練習を始めました。

今年の年末年始はお陰様でとても良い学びと気付きの時間が多々あり、今年に向けたすべての活動に向けた心強さの精神的支柱を戴けたことに感謝したいと思います。

その中で私たちの活動で大事にしたい言葉を昨日今日はお話させていただきました。

それは一番大事な精神的教訓を小田原城のふもとにある報徳神社に祀られている私の尊敬する二宮金次郎・尊徳の素晴らしいお言葉を二つお伝えしました。

ひとつは、

「貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く」です。

「精神的に貧しく、真の正しい教養を持たぬ人たちは昨日までにやるべきことをやらなかったから今日もそのために不適切・不適格・不親切 感覚を持った所謂立場的な上部からの強制から使役させられ、更に精神的に貧しくなるべく心が荒んでいき、知りながらも不健全である生活習慣の道を歩むようになり、そこから止められず、離脱できずにもその繰り返しを行わされ多くの方面からの搾取を受け続けます。

しかしながら、どんな時勢でも有意識的にて自然に自身を 正しく快く心身共に、真の富貴や尊厳、冒してはならぬ個々の護られるべき聖域、将来への 延年長寿:楽しみ・喜びが長く続けられ一年一年とそれが健やかに毎年自然体で延び行く功やわざを保つ道につながることを知っている人たちは、

昨日までに何をやるべきかを知る、そのことをやりぬき、今日は過去への反省をしながら達成感を得て、明日から先の未来をより富貴の心地好い感覚を大切に維持・発展していきたいためにも今日を頑張ってやるべきことをした」

二つめは、

「経済なき道徳は戯事であり、道徳なき経済は犯罪である」

「道徳が心底身についているのなら必ず発展し、すべての経済はその事の原因と結果は応じて報われるという因果応報の法により 善であればより善になっていき、悪となれは悪になっていく理由があり、そのことで結果が善というものを引き出せぬものであれば、それはどの身分で誰が何を言おうとも「戯言:たわけた無用の言葉でしかない」のである。仁義礼智、慈悲の精神のない者が行う経済は退廃し世間の人々は品位や格式を失い堕落していき、犯罪者である下賤な者たちが跋扈していくことで世は乱れる」

この二つをお伝えしました。

来年以降に納めなければならぬ年貢をいち早く今年に納めよとするような仕事を不自然かつ効果の及ばない政策として作り、法として善良な人たちへ強要、要求させ 押し付けさせてきた無責任かつ無能な恥ずべき政治家や財界人、企業のトップやその中間管理職たち。

彼らは地位や収入を得ていてもその身や姿、品格は直感の印象として精神的、身体的、

そして包括すべき道徳的にも「下賤」であり、「犯罪者」たちであるということが理解できると思います。

政治家、財界人、さまざまな学者、芸能界、一流と呼ばれるような名の知られた企業の上層部であろうとも今の日本にはたくさんいて日本国家全体を堕落させてきたバラエティー豊かな「下賤」な人たちの広がりに残念な時勢を見ています。

この日本列島の1億2500万人ほどの中でも、気付いている善良な人たちは気付いています。

しかしこれは新しい気付きであり、未来発展の序曲の年です、我々は新たな日本の明るい未来を築くスタートになったと思います。

太古の昔から続く日本精神、つまりは大自然の大いなる力、純潔な心清き日本人たちの魂でもある「神々」は必ず「善良」な方々へ味方をしてくれます。

大丈夫、頑張りましょう!