$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-江戸東京博物館

年末年始は今年は久しぶりにゆっくりさせて頂きました。有り難いです、昨年の秋から初冬は足の故障がなかなか治らずでしたがこのお休みでようやくほぼ完治できました(踝の違和感がまだありますがおそらく疲労は取れたので良くなると思っています)

年末は休みを活かして箱根と小田原城に行き、それから地元近くの小机城址を見てきました。

今日は今年の活動の始動前においていろいろと考えておきたかったので久しぶりに江戸東京博物館に行き、学んできました。


$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-琴の演奏

北条氏がこの江戸周辺を領地として、そして太田道灌が築城してから徳川家が入城まで戦国大名たちの歴史もあって自身の祖先の系譜を含めてこの年末年始は改めてとても学ぶことがありたくさん勉強になりました。

今年の元日は久しぶりに母や兄姉たちといろいろと賑やかに歓談し、地元でも楽しく過ごしました。

始動は明日からですが今年はいろいろと方法や計画についてアイデアがたくさん生まれました。活動においては春節後に新年会を行い、今年の活動計画を皆さんと一緒に考えて練習内容などを今後ゆっくり決めていこうと今年からは思います。

今年からは主たる計画ができたら大会ツアーを行う年ならばその大会についてのルールや配点方法を出場する方はそれをも勉強してもらって大会までのスケジュールを作ってから、それぞれが応用して大会まで頑張ってみる、とかになると思います。

一般的には練習活動におけるそれぞれの技能の進歩や更なる身体づくり、です。将来的に指導者を目指すような方々は武術理論や教学・指導方法やその実践も大事になると思います。

更なる普及活動においても日本的深化を目指したいと考えています。

何故なら日本にしっかりとした定着を目指していくには今までと「これから」は違ってくると思います。

「今まで」とは、中国とは国交があっても交流はごく一部でしか行われず、長く質のよい深い交流活動ができるところは本当に少なかったという現実があります。

そのために専門ではなくとも普及テクニックで適当にみつくろってやってきた人たちのやり方や日本に来て指導していらっしゃる中国の方々などもあると思いますが、

私の目指したいところは誉れ高き日本民族の歴史の素晴らしさからも学び入れ、その方法がすべて文化的にしっくりきてライフワークにおいて「本当にこれだ!これを長くずっとやろう!」と心から納得できて楽しめる質の高いものにしていきたいと思います。

この年末年始で日本の歴史を改めて深く考え直して、いままでの横浜での10年間、その前の20年間の自身の普及活動を思い起こすと良い面も悪かった面もかなりあったと感じました。

良い面は16歳の時から中国大陸に入り込み中国人の生徒たちと一緒にトレーニングや生活を共にすることで本場の練習感覚や雰囲気を長い時間かけて掴むことのできる日本人として多くを体得できたこと。

1985年の時から中国大陸へこうしたスタイルでやってきたその他の日本人たち:開拓者たちとの出会いや交流の歴史も今から思うと懐かしいです。

悪い面では、本場中国との民族的精神性の異なることとの融合が先人がいなかったためにかなりの面での大きな負担が今までにたくさんあったことです。

しかし、昨年の活動から展望するとかなりの自信も全体的に付いてきました。これからは楽しみの面も更に大きくなるだろうと感じています。

本場中国との直接交流をしながら日本で普及活動をずっとしてきた横浜武術院スタイルは私たちが元祖であり本家です。20年間の東京での経験も今ではとても役立っています。

今日は帰りに江戸城跡:皇居を参観してきました。今年は日本の戦国大名たちの先代からも学んだヒントを生かして頑張っていきたいと思います。


$横浜武術院・日本華侘五禽戯倶楽部のblog-江戸城跡:皇居