今日は米中合作の映画「シャンハイ」を見てきました。
個人的には好きな俳優のチョウ・ユンファさんと渡辺謙さんとの共演を知り興味深く思いました。
映画館内では年配のご夫婦が多く、平日にしては結構入っているほうだと思います。
映画が終わり、隣のご夫婦の奥様は少し涙ぐんでいました。
私の感想としては「ちょっと、というよりはかなり違うな」という感じです。
ご主人や年配男性は少しうつむいて館内を出ていく姿が印象的でした。
印象として主人公のアメリカの諜報員はちゃんと仕事をしているのだろうか、ということです。
コン・リーという女優は元々昔からあまり好感がなくて、その演じた役柄もいつものようにわかりくい人物像なだけでした。
父親を日本軍に殺された女性、というだけでは父親はどういう仕事をしていてどのような人物で何をしたので殺されたのかが判らなければ「どうして、こうなったのか」が不明瞭に映るだけです。
私は主役に乗せられて感情に流されて映画は見ません、時には裁判官のような目で見ることも大事だと思います。
歴史を描くなら時系列その前後の詳細をアメリカはどうなのか、中国はどうなのか、
そして日本はどうなのかを時系列でしっかりと問題が何だったのかはっきりとすべきです。
この映画ではアメリカの立場は中立だ、とかナチスと日本が手を組んで上海で謀略を練っているとか、ちょっと首をかしげるものも多いです。
小さい事柄を大きくしたり、大きい事柄を小さくするように感じたシーンには歴史的背景の確認が必要になります。
俳優陣やセットは実に見事ですが、出てくるキャラクターや1941年頃の上海を描くならかなり抜け落ちている部分が多いと思います。
思うに映画はある種のプロバガンダでもあり、描く理由も目的も背景もあるものです。
描かれた内容そういう立場という部分で、というのは受け止めます。
しかし各国には長い歴史的背景が必ずあります。
こういう映画ならアヘン戦争は何故起きたのか、とか、
カンフー映画で内乱がいつも描かれる清朝末期はどういう状況だったのか、孫文や蒋介石は何故日本に来ていたのか、とか、その関連する人間関係を描いて、
アジアに欧米が進出して来た歴史背景について中華民国では1930年前後の中ソ紛争や国共内戦で内部が混乱していた状況とか、
ドイツが日本と協定を結んでいるにも関わらず中国に武器提供していたり、蒋介石はアメリカから武器提供を受けていたり、
とにかく中国大陸においてアヘン戦争を皮切りに欧米列強が入り込んできて ややこしくしていく中に日本は一貫してアジアを守り、解放を目指していた、
ということにも詳しく載せるべきです。
チョウ・ユンファはもう少し違うキャラクターの方が本領を発揮できたと思います。
主役のアメリカ人はいつも酒ばかり飲んでいて、(アメリカ映画はとにかく多い)
女にそそのかされて振り回されていて冷静な判断をしなければ国難を呼び招きかねない一諜報員としての仕事をしているのだろうかと疑問に思いましたし、
こういうシナリオの中でも凛々しく日本軍人のひとつの役柄や姿を演じ、渡辺謙さんは本当に素晴らしい俳優でした。菊池凛子さんの演技も素晴らしかったです。
最近思うのは、確かに現在の日本は国際化という流れの中にあり、カタカナ表記のものばかりで多種多様な文化を作り出し、複雑な人間模様にもなりつつありますが、
私が重視しているのは日本人ならしっかりと「日本の歴史」を学校のテキスト教科書に記された文字の羅列だけでなく、
両親や祖父や祖母からの伝承に学び、靖国神社にある大日本帝国時代での正しい歴史資料の実物にも目を通し、
戦後の混乱を安定させ、欧米化を経た現在までを認識して、しっかりとした日本人意識を持って未来に向けて努力することです。
ここ10年間で攻撃目的が不明確な(アメリカ政府発表は彼らの言い分)9.11テロとかアフガニスタン戦争とかイラク戦争を経て、
今のリビアとかシリアで起きていることをよくよく考えていくことが大事です。
その間に中国は経済成長を果たしてきました。
日本は止むに止まれぬ戦争を経て、国土大改造など経済成長があって、バブル崩壊、リーマンショックがあり、今年は東日本大震災を被りました。
確かにおかしくなった日本人もかなりの数がいます。
しかし日本も大化の改新から奈良、そして平安時代。鎌倉の武家政権、室町、戦国時代、安土桃山時代、江戸時代と、
武士道精神に則った先代の大日本帝国の時代がありました。
私は上海を初め中国大陸へは何度も訓練や勉強で足を運びました、北京での政府のお膝元でもある海定区にある名門学校では中国政府の方針の歴史認識で教育されています。
これも私の教養としてどのような内容なのかを把握しています。
アメリカへは2001年に一ヶ月勉強のために訪米し、2004年にもう一度訪問しました。
伝統意識のある日本人ならば、
約束を守り、嘘は付かず、国のため人のために行うことへ達成を願う奉公の精神があります。
これは世界においては国民意識として大事にしているのは日本民族ぐらいである、ということも現代日本人の多くがこれからも意識して大切にして欲しいと思います。
世界の国から様々な角度からの考え方があっても包容力のある心で受け止め、
清廉潔白の精神を守り、いつまでも栄誉ある日本人であり、これからも永遠に祖国日本のすべてを尊び護りたいと思うのです。
個人的には好きな俳優のチョウ・ユンファさんと渡辺謙さんとの共演を知り興味深く思いました。
映画館内では年配のご夫婦が多く、平日にしては結構入っているほうだと思います。
映画が終わり、隣のご夫婦の奥様は少し涙ぐんでいました。
私の感想としては「ちょっと、というよりはかなり違うな」という感じです。
ご主人や年配男性は少しうつむいて館内を出ていく姿が印象的でした。
印象として主人公のアメリカの諜報員はちゃんと仕事をしているのだろうか、ということです。
コン・リーという女優は元々昔からあまり好感がなくて、その演じた役柄もいつものようにわかりくい人物像なだけでした。
父親を日本軍に殺された女性、というだけでは父親はどういう仕事をしていてどのような人物で何をしたので殺されたのかが判らなければ「どうして、こうなったのか」が不明瞭に映るだけです。
私は主役に乗せられて感情に流されて映画は見ません、時には裁判官のような目で見ることも大事だと思います。
歴史を描くなら時系列その前後の詳細をアメリカはどうなのか、中国はどうなのか、
そして日本はどうなのかを時系列でしっかりと問題が何だったのかはっきりとすべきです。
この映画ではアメリカの立場は中立だ、とかナチスと日本が手を組んで上海で謀略を練っているとか、ちょっと首をかしげるものも多いです。
小さい事柄を大きくしたり、大きい事柄を小さくするように感じたシーンには歴史的背景の確認が必要になります。
俳優陣やセットは実に見事ですが、出てくるキャラクターや1941年頃の上海を描くならかなり抜け落ちている部分が多いと思います。
思うに映画はある種のプロバガンダでもあり、描く理由も目的も背景もあるものです。
描かれた内容そういう立場という部分で、というのは受け止めます。
しかし各国には長い歴史的背景が必ずあります。
こういう映画ならアヘン戦争は何故起きたのか、とか、
カンフー映画で内乱がいつも描かれる清朝末期はどういう状況だったのか、孫文や蒋介石は何故日本に来ていたのか、とか、その関連する人間関係を描いて、
アジアに欧米が進出して来た歴史背景について中華民国では1930年前後の中ソ紛争や国共内戦で内部が混乱していた状況とか、
ドイツが日本と協定を結んでいるにも関わらず中国に武器提供していたり、蒋介石はアメリカから武器提供を受けていたり、
とにかく中国大陸においてアヘン戦争を皮切りに欧米列強が入り込んできて ややこしくしていく中に日本は一貫してアジアを守り、解放を目指していた、
ということにも詳しく載せるべきです。
チョウ・ユンファはもう少し違うキャラクターの方が本領を発揮できたと思います。
主役のアメリカ人はいつも酒ばかり飲んでいて、(アメリカ映画はとにかく多い)
女にそそのかされて振り回されていて冷静な判断をしなければ国難を呼び招きかねない一諜報員としての仕事をしているのだろうかと疑問に思いましたし、
こういうシナリオの中でも凛々しく日本軍人のひとつの役柄や姿を演じ、渡辺謙さんは本当に素晴らしい俳優でした。菊池凛子さんの演技も素晴らしかったです。
最近思うのは、確かに現在の日本は国際化という流れの中にあり、カタカナ表記のものばかりで多種多様な文化を作り出し、複雑な人間模様にもなりつつありますが、
私が重視しているのは日本人ならしっかりと「日本の歴史」を学校のテキスト教科書に記された文字の羅列だけでなく、
両親や祖父や祖母からの伝承に学び、靖国神社にある大日本帝国時代での正しい歴史資料の実物にも目を通し、
戦後の混乱を安定させ、欧米化を経た現在までを認識して、しっかりとした日本人意識を持って未来に向けて努力することです。
ここ10年間で攻撃目的が不明確な(アメリカ政府発表は彼らの言い分)9.11テロとかアフガニスタン戦争とかイラク戦争を経て、
今のリビアとかシリアで起きていることをよくよく考えていくことが大事です。
その間に中国は経済成長を果たしてきました。
日本は止むに止まれぬ戦争を経て、国土大改造など経済成長があって、バブル崩壊、リーマンショックがあり、今年は東日本大震災を被りました。
確かにおかしくなった日本人もかなりの数がいます。
しかし日本も大化の改新から奈良、そして平安時代。鎌倉の武家政権、室町、戦国時代、安土桃山時代、江戸時代と、
武士道精神に則った先代の大日本帝国の時代がありました。
私は上海を初め中国大陸へは何度も訓練や勉強で足を運びました、北京での政府のお膝元でもある海定区にある名門学校では中国政府の方針の歴史認識で教育されています。
これも私の教養としてどのような内容なのかを把握しています。
アメリカへは2001年に一ヶ月勉強のために訪米し、2004年にもう一度訪問しました。
伝統意識のある日本人ならば、
約束を守り、嘘は付かず、国のため人のために行うことへ達成を願う奉公の精神があります。
これは世界においては国民意識として大事にしているのは日本民族ぐらいである、ということも現代日本人の多くがこれからも意識して大切にして欲しいと思います。
世界の国から様々な角度からの考え方があっても包容力のある心で受け止め、
清廉潔白の精神を守り、いつまでも栄誉ある日本人であり、これからも永遠に祖国日本のすべてを尊び護りたいと思うのです。