今日は一日、朝から晩までフル稼働の一日でした。

晩秋~冬の入り口の時候です。


日本のこの季節の侘び寂びを感じる風情が好きです。


一つのはたらきが終わり、大地へエネルギーは還っていく。

「坤」つまりは大地に意志が集まります。

立冬から、3ヵ月後の「立春」まで、力を蓄えていく大地に自然の力の意志があるのです。


人間も同じです。


柿の木に柿の実がなる。これは必然。

柿の木に栗の実はつきません。

柿の木に林檎もできません。


ふと思えば、

柿の木に栗が実る、あるいは林檎が実る。

そんな誤った「ご都合主義」の妄想で自身を自己洗脳してなのか、

根拠ない思い上がりを無理やりに押し通そうとして、生きている人々が、

残念ながらこの国には多いように感じています。現「政府」が然り・・


いつのまにかこの国には「己の柿の実」も己ずから、育たず、実れなくなってしまったようです・・


しかし、それとはよそ目に私たちは、おそらくそれぞれに毎日に悩みながらでも、

未来に向けた明るい希望に意志を向けてコツコツ頑張る世界、空間に生きています。


我々の努力は、育てた柿の木に「柿の実」を収穫し、

また育て始めた桃の木や、栗の木の小さな実たちに心地好い期待を想い、

更に育てた林檎の木に希望を想う。


桃栗三年、柿八年。


大丈夫!

今年の「冬」も楽しく頑張れる、そんな明るさを実感しています。