香港大会から帰ってきて2ヶ月、演武交流会を終えて1ヶ月ほどが過ぎました。
この間に中国武術段位考評の武術理論と香港ルールと伝統武術規則を合わせて、
今までの基準から変更して ようやくウェブ上にアップしました。
http://www.geocities.jp/yokohamabujutuin/kaisetu.html
http://www.geocities.jp/yokohamabujutuin/kaisetu2.html
これからは横浜武術院規定と、
本場中国での評価基準も採用して人それぞれに応用してすすめていきたいと思います。
(とても長いのですが、ここを知っておいて頂きたいです)
伝統武術競技ルール(2006年版)
得点配分法
優秀 優勝レベル 1級9,5~10,00 2級9,00~9,49 3級8,50~8,99
良好 3位~6位 4級8,00~8,49 5級7,50~7,99 6級7,00~7,49
尚可 8位~ 7級6,50~6,99 8級6,00~6,49 9級5,00~5,99
減点事項について
服装や飾り物に演武に関する影響
0,1
時間不足2秒以内
刀彩や剣穂が身体に巻きつき動作に影響を与える 服装あるいは頭につけた飾りなどが落ちたり、地面に着く
器械が地面にぶつかる・触れる 器械から手が外れる
器械が身体に不用意にぶつかる 器械が曲がったりする変形
身体の一部がコートの外へ出てしまう
バランス:上体が定まらず揺れ動いてしまう 足の位置が崩れる あるいは定められずにバウンドをしてしまう
忘却:一動作を忘却してしまった場合
0,2
時間不足4秒以内
バランス:手、肘、膝、足、器械をバランスを崩したために地面に触れてしまった場合
0,3
時間不足10以上
器械が折れたりして壊れてしまう 器械を不用意に落としてしまう
転倒:両肩、あるいは両手、頭、体幹、尻もちを不用意にしてしまった場合
対練 集団
揃っていない 0,2減点
途中ケガをしてしまった 0,3減点
採点の全体的な配点基準について
套路競技での採点方法は以下の基準から裁定される。
1.動作規格
競技で行う套路内での全技術動作から各項目に求められる性質の完成度を見る。
技の整合性のために「型」と「方法」が適確かどうかを評する。
「手型」「歩型」「身法」「歩法」「器械操作方法」など。
一つ一つを全てを減点することはなく、多く出てきても0.3を越えることはない。
2.勁力 協調性
各武術項目の技術動作の実際の身体表現能力を評する。
勁力・功力がその用法に則り手の先、足の先まで到達しているかを見る。
上下左右のバランス、眼の動きと技術(器械操作)との合致、巧みに行われているかをここで採点する。
3.精神 リズム 内容 風格 技の結合 布局
精神:演じる者の内在意識表現を見る。
リズム:動作の中での時間的変化 動~静 快~慢 など。
風格:各武術項目の特徴と風貌の現れを見る。
技の結合:動作と動作のつながりが滑らかで巧妙かつ 起伏、自由自在な変転を見る。
布局:それぞれの武術項目における空間的変化
コート内の場所の使い方で、それは武術的行動範囲を評する。
空間の滞在部分を駆使し理に適い、バランスがとれ 変幻自在さを見る。
(逆にいえば、偏ってはならず、一部分のところだけに留まらないようにする)
4.失誤
動作を途中で頓挫し退場した場合、動作を忘れてしまった、器械の変形
衣服の乱れ、ふらつく・バランス等を崩す、起~収勢が合致しない、
コートから出てしまう、時間不足など。
参考基準(本場中国ルール基準)
6点以下
動作は規格に合っておらず、用いる技がだらしなく感じる。
未熟さが目立ちひとりで完成させることができない。
6~6.9
動作に大きな誤りはないが、方法も基本的には沿っているが 何か不安を
抱いているように感じ、動作は時々合っていない。一応通すことはできる。
7~7.9
動作は比較的ルールに合っている。技もきれいに忘れることなく、
套路を演じている。
8~8.9
動作はルールに正しく、方法もよく 力はよく届き
手と眼と身法(器械)が整っていて完成度は高い。
9.0~
武術動作は規範に正しく、用いられる技の数々が清々しさをも感じる。
力は届くべき場所へ到達していて、リズムも滑らかで動きははっきりしている。
手や眼の動きと身体(器械)の使い方はピタリとまとまり よく練られた技
その套路を完成させている。
この間に中国武術段位考評の武術理論と香港ルールと伝統武術規則を合わせて、
今までの基準から変更して ようやくウェブ上にアップしました。
http://www.geocities.jp/yokohamabujutuin/kaisetu.html
http://www.geocities.jp/yokohamabujutuin/kaisetu2.html
これからは横浜武術院規定と、
本場中国での評価基準も採用して人それぞれに応用してすすめていきたいと思います。
(とても長いのですが、ここを知っておいて頂きたいです)
伝統武術競技ルール(2006年版)
得点配分法
優秀 優勝レベル 1級9,5~10,00 2級9,00~9,49 3級8,50~8,99
良好 3位~6位 4級8,00~8,49 5級7,50~7,99 6級7,00~7,49
尚可 8位~ 7級6,50~6,99 8級6,00~6,49 9級5,00~5,99
減点事項について
服装や飾り物に演武に関する影響
0,1
時間不足2秒以内
刀彩や剣穂が身体に巻きつき動作に影響を与える 服装あるいは頭につけた飾りなどが落ちたり、地面に着く
器械が地面にぶつかる・触れる 器械から手が外れる
器械が身体に不用意にぶつかる 器械が曲がったりする変形
身体の一部がコートの外へ出てしまう
バランス:上体が定まらず揺れ動いてしまう 足の位置が崩れる あるいは定められずにバウンドをしてしまう
忘却:一動作を忘却してしまった場合
0,2
時間不足4秒以内
バランス:手、肘、膝、足、器械をバランスを崩したために地面に触れてしまった場合
0,3
時間不足10以上
器械が折れたりして壊れてしまう 器械を不用意に落としてしまう
転倒:両肩、あるいは両手、頭、体幹、尻もちを不用意にしてしまった場合
対練 集団
揃っていない 0,2減点
途中ケガをしてしまった 0,3減点
採点の全体的な配点基準について
套路競技での採点方法は以下の基準から裁定される。
1.動作規格
競技で行う套路内での全技術動作から各項目に求められる性質の完成度を見る。
技の整合性のために「型」と「方法」が適確かどうかを評する。
「手型」「歩型」「身法」「歩法」「器械操作方法」など。
一つ一つを全てを減点することはなく、多く出てきても0.3を越えることはない。
2.勁力 協調性
各武術項目の技術動作の実際の身体表現能力を評する。
勁力・功力がその用法に則り手の先、足の先まで到達しているかを見る。
上下左右のバランス、眼の動きと技術(器械操作)との合致、巧みに行われているかをここで採点する。
3.精神 リズム 内容 風格 技の結合 布局
精神:演じる者の内在意識表現を見る。
リズム:動作の中での時間的変化 動~静 快~慢 など。
風格:各武術項目の特徴と風貌の現れを見る。
技の結合:動作と動作のつながりが滑らかで巧妙かつ 起伏、自由自在な変転を見る。
布局:それぞれの武術項目における空間的変化
コート内の場所の使い方で、それは武術的行動範囲を評する。
空間の滞在部分を駆使し理に適い、バランスがとれ 変幻自在さを見る。
(逆にいえば、偏ってはならず、一部分のところだけに留まらないようにする)
4.失誤
動作を途中で頓挫し退場した場合、動作を忘れてしまった、器械の変形
衣服の乱れ、ふらつく・バランス等を崩す、起~収勢が合致しない、
コートから出てしまう、時間不足など。
参考基準(本場中国ルール基準)
6点以下
動作は規格に合っておらず、用いる技がだらしなく感じる。
未熟さが目立ちひとりで完成させることができない。
6~6.9
動作に大きな誤りはないが、方法も基本的には沿っているが 何か不安を
抱いているように感じ、動作は時々合っていない。一応通すことはできる。
7~7.9
動作は比較的ルールに合っている。技もきれいに忘れることなく、
套路を演じている。
8~8.9
動作はルールに正しく、方法もよく 力はよく届き
手と眼と身法(器械)が整っていて完成度は高い。
9.0~
武術動作は規範に正しく、用いられる技の数々が清々しさをも感じる。
力は届くべき場所へ到達していて、リズムも滑らかで動きははっきりしている。
手や眼の動きと身体(器械)の使い方はピタリとまとまり よく練られた技
その套路を完成させている。