江戸時代末期に大政奉還があり、

明治時代になって脱亜入欧の意識の下に大日本帝国として出発したのが近代日本。

そして1945年に敗戦を喫して、

アメリカ他の国際連合による占領を受け、与えられた憲法や法律を受け新たな日本国憲法の下に再出発してから65年が過ぎました。


私の世代はこの不安定な思想や哲学を含めたバランスをとりながら、頑張って臨機応変をしていく中で生きてきました。


自分たちでは決められないことからすべてが始まり、

与えられた法律の解釈、そして国会運営はその際たるものを教えてくれました。


問題がおきては法律を作って、改正。そして改変の連続・・この繰り返しで今日にまで来ています。

今の日本だけでなく、世界は動いています。

同じく敗戦したドイツは統一してから20年が過ぎ、イタリアも頑張っています。

ソ連は崩壊し、ロシアになり また新たな発展を目指し、

天安門事件を経て共産的社会主義から資本主義を取り入れた社会主義形体を築いた、中国。

これからの発展を目指すアフリカやブラジルを含む南米やベトナムやシンガポールなどの東南アジア諸国。

この新興国家においては、

作られた「既成概念」を超えて自ら発展してきたことについて学ぶことは多いと感じています。

「既成概念」これに連想するのはただ多くの「規制」

決められたことで意味はなくとも続けたり、改変をする意思と勇気を持たなければ何も変えられないものごと。

それに慣れてしまった自分の意思表示の訓練をできずに来てしまった人たち・・

今の日本の問題は積極的に「意思表示」して動物的にワイルドに生きていくか、

あるいは流されて消極的にも「保護」されてビニールハウス内の植物的な生き方をしていくか、の選択を求められているようです。


自分は今まで通りにワイルドに生きていくのが好きです。

来年から、また新たな感覚で頑張ってみようというチャレンジのために今コツコツと準備をしています。