最近、よくこのことを考えています。

これは日本と中国、年配の皆さんと若者、我々の世代、そしてこれから・・

世代間でもかなり認識が異なるので自分の世代、40代の立場から考えてみます。

先週中華街へ行ってもそうですし、よく行く中華料理店でも想うことが出てくるのは

よく外国なのにうまくやっているなぁ、という感覚があります。


彼らを見ていて思うに、海外にいれば必ず現金主義になるので、

現金での収支が徹底していることが無駄な支出をしなくなること。

良い意味でお金集めには周りを気にしない、あるいは気を遣わないということ。

この2つだと思います。

私自身は指導先のスポーツクラブ運営会社をいくつか見ながら、

あるいは全体的な風潮として思うに、日本でありがちなのは予算に問題が出てきたり悪影響が出てきてから急に必死になるようなところがあって、

人事をいじったり急に予算を削りに削ったりして、

結果的には短期的な発想から起こす行動はかえってマイナスになることを見ると彼らに学ぶものはあると思います。

それに今現在の日本では起業であっても会社運営であっても資金調達、つまりはお金集めというのが非常に難しく、能力があってもチャンスが少ない現実ということもあると思います。

それが定年退職をした人が起業したくてもできなかったり、

若者がやりたくともうまくいかなかったりする理由なのだと思います。


日本の多くの法制度はしっかりしていることは大事ですが、

所謂高度経済成長に合わせてできてきたものが今の時代にはそぐわなくなっているものも多く感じています。

私の世代はちょうど団塊の世代と今の20代の若者の間で、仕事への意識や考え方というものにも応用が必要だな、と感じています。