武術功夫段位制の段階は中国のスタイルと異なる面は2級~三段が初級教程、四段~五段が中級教程、六段を高級教程。

そして中国における社会主義思想面は一般教養としての考え方という面で認知しておき、

その他情操教育としての思想哲学を幅広く受け入れ、「武技」「武舞」「武戯」を理解し、

武術独特の「功法」「套路」「攻防技術」の文化背景を理解体現できる人材を多く育成することを目指しています。

そして実践、普及されていく所在地やその活動理念にふさわしく調整されていくことを願っています。


三段までは長拳以外で太極拳では「24式太極拳」あるいはその同質の太極拳。南拳では基礎南拳まで

四段からは指導者としての資格認定としての講義や理論も入ります。教学方法や練習方法の解説もできなくてはなりません。

長拳では四段長拳、あるいはその同質の武術項目。伝統拳術。太極拳では四段太極拳、太極拳系列の器械。南拳は初級南拳とその同質の南拳。

四段からは健身気功系列、導引術などの養生法も入ります。

武術家としての倫理道徳関連の論文。


五段では五段長拳、あるいはその同質の武術項目。

伝統拳術、創編武術(この場合は実技、その項目の創編されてきた系統と伝承背景の論文)

五段太極拳、その系列の器械。南拳は拳術と系列の器械。伝統気功 伝統華侘五禽戯十三式など。

比賽での評分では8~8.9分の技能を持つ者。

武術の動作は力の法則に正しく、用法もよく力の流れは、つながっており

手と目と身体の使われ方はよくまとまり整っている。

理論では中国と日本の歴史から考察する武術史。中国武術理論概論の筆記試験。

国際大会出場経験者。

あるいは中国での武術研修の経験者、あるいは中華武術高段者からの指導を受けており、同等の武術学識を持つ者。


六段では六段長拳とその同質の武術項目と器械。伝統気功・功法系列。

伝統太極拳、系列器械。六段南拳、伝統南拳。伝統器械。集団もしくは対練。

比賽では9分(点)以上の技能を持つ者。

あるいは中国において行われた国際大会で銅メダル以上の獲得者。

武術の動作は規範に正しく、用いる方法が清々しく感じるほど余計な力みはなく、

力は必要なところ「力点」に達して行き届いており、

リズムは滑らかではっきりしている。手や目の動き身体の使い方はピタリとまとまっていて、

よく練られた動きが、その套路を完成させている。


この基準は中国武術協会主催の国際大会1998年~の成績。

東洋思想哲学関連、あるいは未来に向けた計画や展望などの論文。

中国語。


これは動作の難度レベルではなくその人の持つ「功夫」技術・能力レベルの識別をしていくことで自他共に切磋琢磨できて、進歩と発展のために行うものです。

四段は錬士、五段が教士、六段が範士としての称号を認定します。


これらは中国武術、世界に広まる功夫:カンフーを通じ、さまざまな武道や体育運動に通じ、そして民間においての交流を促進し、

本当の意味での人と人との国際的に国家や民族を超えた人同士の拳に込めた思いと実践から育まれた功夫・技能と

心と心のふれあい、草の根文化交流を相互に行い友誼精神の向上を交流発展していく目的のために行うものです。