来年の実施に向けていろいろと準備をすすめてきた横浜武術院が実施していく

日本版「中国武術段位制」もだんだんとまとまってきましたので今回はその判断基準をご紹介します。

現在、中国武術段位制度は日本人への認定は原則として 

ある日本の組織からの要請があって中国武術協会に日本人からの申請は拒絶するように求められていることで認められていません(長期留学生には認められています)

そのために我々は日本でも普及基準やレベルを確定させることで発展へとつなげるためにも、

新たに中国との武術組織と提携して、我々は「中国武術段位制」に則り、

更にレベルを上げたスタイルで「武術功夫(カンフー)段位制」を来年から行います。

(しかしながら一部の思考統制などの面においては純粋な日本人としては改編しなければならない項目もあるので、これらを重視していくことも大事だとも思います)

これらは本場の要求と同じように「長拳」「南拳」「太極拳」「気功」「伝統拳術」「創編新武術」からでも認定ができるようにしています。

(つまりは横浜武術院で受けた認定は近い将来的には日本人へも解禁された時でも全く同じようにできるようにしています・・実は武術院の方がレベルを高く設定します)

最初は2級から始まります。

2級は学習年数やキャリアを問わず受験できます。


先ずは長拳で受ける場合の基準からです。

2級の比賽での技術水準では「6~6.9の者」

武術の動作に大きな誤りはなく、方法も基本的には体現できており、

時折、演じる技術が不安そうに見えることが垣間見える。

動作は時々、手と足と目のはたらきが合わないこともあるが、

套路を形作っている。


1級~二段では、7~7.9分の者

動作は比較的規定に合っており、用法もスムーズであり、

動作を忘れることなく套路は演じられている。


そして段位としての一段の受験資格は「武術基本功」

の跳躍動作などの難度動作を除く動作を体現でき「一段長拳」を動作要求に合ってしっかりとこなせることを求めます。

二段では「武術基本功」では跳躍動作の一部を体現出来て、「二段長拳」を動作要求に従いしっかりとこなせることを求めます。


三段からは理論が入ります。

学習年数は1年以上(どんなスタイルでもOKです)

武術基本功では直伸腿法、屈伸腿法、跳躍技法を説明と体現が出来、

何のために動作を行うかの用法を解説・実践できる。


跳躍では旋風脚、騰空擺蓮脚の実技も適切な解説が出来る。

「三段長拳」あるいは、それと同質の拳術を行える。

そして器械を短・長器械からどちらかの1種目ができる「三段器械」もしくはそれと同質の器械類。


申請資格は来年は第1回目なので、最大は三段までです。

合格者には段位認定書と記念品を贈呈します。

その資格としては横浜武術院の在籍1年以上の者、にしていきます。