今朝は想うことあり、以下の名文に感嘆をしました。

乾とは天であり、坤は大地のことをいいます。

今の時期に大事なことは天に対しての大地の如く、純粋な陰であり従順な心構えです。

坤:厚徳載物 坤徳は博厚でよろずのものをその上に載せつくす。

至大なる坤元のはたらき。

よろずのものはこれをもととして生みなされる。

言うなれば天道のはたらきに従いそのはたらきを「承:うけつぐ」のが坤の元徳である。

さて坤徳は博厚でよろずのものをその上に載せつくし、その徳は無限なる乾の徳と一致し、

包含するところが広くて光明・盛大なはたらきにより、万物がことごとくその性を遂げる。


これが坤の亨徳すなわち流通のはたらきである。

陰道隆盛の時。

陰も極まれば、その勢いはまぎらわしいから、

たとえば竜と竜が(本来の陽の竜と、陰が極まって陽のごとくなった竜)とが

原野で戦いあうように陰陽あい争うに至る。


かくては陰陽ともに傷ついてたがいに黒い血、黄色い血を流しあわねばならぬであろう。

(玄は黒、すなわち陽の色であり、黄は地すなわち陰の色である)