中国 安徽省とは縁が深く、


今から23年前、当時は1986年高校3年生の時に親友で武術師兄弟でもある渡辺成人さんと一ヶ月間 


合肥市にある安徽省武術隊でトレーニングして 少し山東省まで足を伸ばして旅をしたりしました。


(今から想うと、よく親は旅に出してくれたな、と感謝します)


現在でも親交の深い 大先輩である賈平さんと 元上海体育学院武術系教授の邱丕相老師の縁があり、


その縁は今でも続いています。




私は、1998年の夏に山東省青島の国際大会で、邱丕相老師と再会し、

武術競技選手を退いた後のたくさんのアドバイスをして下さいました。

(普通は、選手引退と共にサヨウナラ・・と競技世界というのは淋しい世界でもあります)


師の楊承冰老師も私にいつも真剣に教えてくださいました。

「成澤。長拳などの選手寿命というのは短いものだ、いいか。

競技選手でいるより、その後の方が長い ということを君はよく知っておくんだ! 

自分はいつだって 自分はどうしていったらいいかを、考えなければならないんだ」

と、仰いました。


それは今でも私の教訓に役立っています。


そういったこともあり、私は2000年から、 邱丕相老師のすすめもあって「導引術」の研究を始めました。

そして邱丕相老師は、「今新しい 五禽戯 創編の任務を負い、五禽戯の研究をしている、成澤、君もどうだ?」

といわれ、そのままに勉強をし始めました。


後にそれが「健身気功 五禽戯」になったのです。


それから、以前より興味を持っていた五禽戯への想いは強くなりました。


2002年頃、上海で賈平さんと会い 二人で飲みながら語り合いました。

「成澤は、今何やっているの?」と聞かれ、「今は五禽戯と導引の研究が楽しいです」と答えました。

「五禽戯か~、聞いたことがあるけれどね~。珍しいね」と言っていました。

それから しばらくしてから、賈平さんから連絡がありました。

実は健身気功協会からの依頼で日本人の学習団の通訳をして、

五禽戯をやる機会があって、やってみたら とてもよかった!

自分も興味が出てきたから、

五禽戯発祥の地は調べたら 自分の住む安徽省の亳州だから行ってくる!」と連絡がありました。 


そこで、実は安徽省武術隊の領隊であった郭省聚老師が亳州市武術協会の名誉主席だったことから 

伝統華侘五禽戯 第57代薫文煥老師と周金鐘・修海燕 両老師と会って 

私の事を話してくれたそうです。


第57代目伝人 90歳「薫文煥 老師」 第58代目伝人「周金鐘 老師」

http://www.youtube.com/watch?v=EDV2S-cp6Z8

http://www.youtube.com/watch?v=QWA3Z0oOF6k


帰ってきてから、賈平さんは「素晴らしい!成澤はここにふさわしい!是非来て欲しい!」と言ってくれたので、

2007年の11月と今年の5月に、ただ自分ひとりではもったいないかな、ということあり訪問団を結成し

学習をさせて戴きました。


実は、その時の五禽戯学習を終えての終業式に、


皆さんが偉大なる華侘の旧居だった「華祖庵・華侘記念館」で演武会を行ってくださいました。



そのときの映像をアップしました。


虎戯


http://www.youtube.com/watch?v=jnLbnrRd_cQ


鹿戯


http://www.youtube.com/watch?v=1IG-SNs1IZo&feature=related


熊戯


http://www.youtube.com/watch?v=pDH_3sFarsc


猿戯 鳥戯


http://www.youtube.com/watch?v=QOJFYNc75ZQ&feature=related



私もこのときに 相互文化交流のために行った太極拳


(実をいえば この時 ズボンがきつくて、股が破れそうでで思いきりできませんでした・・)


http://www.youtube.com/watch?v=7TY7Kwp8uuY



今日は、実はもっといっぱい素晴らしい映像をアップロードしたかったのですが、


PCでエラーが出たり 時間オーバーなどで載せられませんでした・・残念。