意識、もっと深めれば「意」の在り方はとても重要です。

その「意」の概念を紹介します。



意:おもい

「正」 身と意の一致 穏やかに秩序が整っている。

「静」 気を蓄え、聚能する。 
    
    静かな中に気を巡らせ 陰陽を相い合わせる。

「松」 外形は松の樹木の姿のような力を保持するのよく、

    落ち着いたさまは、

    空や山に人が無く 水は流れ 花開く、ような境地である。

「息」 形を調え 息(呼気吸気)を調え 心を調える

「空」 性命相修 恬淡虚無 無極から太極が生じる

「順」 随(したがう)上下が相い随い 前後に相い随い 

    内と外が相い随い 身と歩が相い随う 

    不追求 不強制 不則易

「導」 得:うる 流れる水は腐らず よく動く扉には虫は食わない。

「観」 観想(想いを観じる)清らかな風に吹かれ心を洗う。

    観心(心を観じる)明るい満月の温かみを懐に抱く。

「抱」 素と朴(素朴さ)を大事にする。

    神抱 意抱 神を抱き 意を抱く。 精・気・神。

    その例えは、ありのままの姿の手付かずの

    自然の樹木を抱くような心地である。

「守」 意守丹田

    上中下の丹田に集中力を向け、

    心が落ち着けば 意が動き出し 気に至る。