今日は日本での「立春」です。
午前中は新春のご挨拶にと、いつもツアーの企画(チケットだけでなく、様々な旅の準備諸々)をお願いしている
(株)クロスロードの古澤さんを久しぶりに直接訪ねて差し入れを持って虎の門に行って来ました(いつも電話だと少し淋しいので)
会社内はずい分とお忙しいようで何よりでした。
(自社ビルの立地は物凄く良いところ、これを昨年の春ぐらいまでに好景気のご時勢に売っていたら働く一生分以上の凄まじい金額を得られただろうなぁ・・しかしそれを絶対にやらないところがいいところです)
社長の古澤さんは太極拳や気功(練功十八法)や中国武術の老舗団体と中国側とのパイプ役を古くからずっと務めてきていて大型の団を派遣したり添乗に行ったりと、たくさんの経験から来るメソッドを知っているのでいつもたくさんの情報やアドバイスを頂いているので感謝しています。
古澤さんとはかつては知り合いの知り合いというぐらいでちょっとした挨拶をするぐらいの関係でしたが、現在のように親しくなった縁のきっかけは、実は私の兄でした。
かつてあるベンチャー企業で兄は部長をしていて、偶然にある席でお会いしたそうで、
名刺交換をして「太極拳や中国武術関係の団の派遣をよくやっています」と兄が聞いたそうで、兄は「うちの弟が武術をずっとやっていて存在としてはまぁ知られてはいるみたいですね~」
なんて言ったそうで、古澤さんは「あ、成澤くん? あ、お兄さん!?あ、そう!」ということがきっかけで仲良くなりました。
人の縁とは不思議なものです。
それまでにツアーは幾度となく行ってきましたが、こういったきっかけで関係が近くなるのは面白いものです。
一番最初に参加した博覧会の時はGWで有名なH○Sとかに頼んでいたりしていました。
しかしこの会社のイメージは安くて便利が売り物でそれはそれで良いと思います。
しかしそれは日時的にあまり良くない不便な時間帯での場合によるものばかりだということです。
これは学生さんとか時間に余裕がある方は適していると思います。
しかし最近はやたらと目立つ広告を打って「安い」イメージをアピールしていますが、
実際のGW期間とかお正月とかお盆休みは高くつくものが多いように思いました。
2回目の博覧会の時からクロスロードにお願いしてみましたらH○Sより\10000以上安いチケットになりました。
古澤さんに聞いたら「やり方があるんだよ~」と笑っていました。
「必要なところはかかるのは当たり前だけれど、大手はさ、その時の流行で何も知らない一般人たちがメディアで見聞きしているところだけ下げて、後は知らないところはさ、結構ふっかけてばかりいるんだよね~」
「俺はこういう仕事をしているけれど、それはやだな~」
そして、
「悪いけどさ「旅行」を扱うってことはさ、そんな単純なものじゃないんだよね。今は大卒で恵まれた環境で勉強してね、語学の発音だけは立派だよ。それがね、ハイ、ご旅行は何月何日ですね、かしこまりました。目の前のパソコン操作のキーボードをパパッと叩いて、はい一丁上がり。
こんなんじゃさ、いずれはね、どこでも券売機でポチッと押してどこの国の何の切符も買えるようにいつかはきっとなるとは思うけれど、それじゃ淋しいよね」
それから意気投合しました。
毎年に自分がツアーを行う理由は、自分が楽しかった風景や環境、有意義で素晴らしい経験、そして素晴らしい老師:先生との出会いができたところへ以前は「自分ひとり」だったのを皆で共有するきっかけにしたい、ということだけです。
今日も忙しい中にも、いろいろとお話しができました。今回も楽しいツアーになるように工夫していきたいと思います。
最後に、一番大切なこと。
羽田空港から上海虹橋空港(旧い方の空港)に行く飛行機は14:20羽田発 16:35着 帰りは上海虹橋空港9:40発 羽田空港着13:20を使うと思います。
一番早く、トラブルが少なく安徽省 亳州に入るコースは夕方に虹橋に着いて、そこから上海南駅に移動して夜行寝台列車に乗れば朝の8時過ぎに阜陽に着くことができます。
そこから亳州なら車で2時間ぐらいなのでお昼には亳州に入ることができそうです。
飛行機の国内線で鄭州に入る方法もありますが、
5月は風が強く 雨が降れば遅延などの可能性が出てくるので、その日のうちに鄭州に着いて一泊してから朝から亳州を目指し4時間ほど車に揺られるよりいいかな、と思っています。
帰りは、上海でゆっくり過ごしたいな、とも思うのでまた今から考えています。