金曜日は1週間で一番内容的にはハードですが、達成できると とても大きな充実感のある一日です。

午前はすぐ隣町の日吉のクラブでのレッスン。出勤は自転車で10分だから環境的にも地元メンバーさんですので以心伝心、とにかくいつも皆さんが真面目で温かくてとても私にとっても楽しい時間です。

午後~夕方までは、ある東京のほとんどの多くが知る一流学校の部活での指導があり、


終わってからダッシュで地元に帰り、夜は武術院での活動で指導です。

今日印象に残ったのは新年初の部活の指導です。

もうここでは2000年から指導を始めてから、もう8年が過ぎました。自分はとにかく社会人として世に鍛えられて来たと思います。

所謂「会社」は世間にたくさんありますが、それは「社会」のある一部分でしか過ぎないのです。(これは大事)


会社のことはよく知っていても「社会」をあまり理解していないことも多々あると思うことがあります。ここ数ヶ月間に会社から放り出され悲観的に社会を嘆く方々がメディアで多く見ました。


気持ちは御察し致します・・しかしそれは「会社」を忘れ「社会」を知る、いいきっかけだと何故に思えないか、を思うことがあります。

ですから私は、今世の中のこの程度でガタガタしてはいけないと思いますし、その中を何度もその試練を乗り越えて来た強い自信を持っています。

自分が知っているこれらを いつも自分で磨き築いていかねばならぬ、この気概とたくましさを実は若き皆さんに伝えたい、と思っています。

その中で一番大事なのは「自信」

これは、よくありがちで言ってしまったりすることがあります。

ただ盲目的な「自信」を持って・・


なんていう言葉は本当に辛い時にはただの「気休め」程度にしか聞こえない時があります。



ならば、本当の「自信」とは何か。


「自分を信じること」これもいいでしょう。

しかし私はこれには限定的です。



「自分の何を、どう信じていいか」そこから始めて考えれば、

「信じられる自分を築くこと」これが大事。



たとえば、山に登ったことが無い人が、同じく山を登ったことが無い人に「大丈夫自信を持って」と言ったとします。

言われた人が「あなたは登ったことがありますか?」と聞かれたら・・

それは何と答えるか。



私自身の考えです。

一度登ったことのある山なら、二度目は登れる。それは「登った」から。

「自信」とは「信じられる自分」を築くこと。

一度信じて出来たことは、二度目もできる可能性は大きいはず。

二度登れた「自分」は三度目は必ずに強くなっているはずです。



私は、若き皆さんにそれが「自信」なのだと伝えたい。



人生は思っているより長い。

日本が世界に誇れるのは長寿者が多い、という現実。きっとこれからももっと長くなるのかも知れない。

ならば、一年や二年ぐらいで慌てないことですね。

例えば、79歳と80歳と81歳と82歳の方々の皆様に 「一年」を語って欲しい。



一瞬は永遠にもなる。



一年365日(太陽暦)

年末になれば、誰もが皆「あっという間の早い一年でした」と言います。



気楽にいきましょう!

やり直しはできない、などというのは作り上げられた幻想です。

実際は一年一年、誰もが年を越す。

たくさんやり直すチャンスも成功するチャンスもいっぱいあります。



運を呼び込むのは、自分へ流れを「運ぶ」力です。



「教育」というのは、一方的に上から下にまで洗脳に近いことを強要するのではないはずです。

教科書には載っていない、たくさんの毎日のこと。

それをまたいつまでも互いに「教えられ」そして「育まれ」ながら共に頑張っていきたいと思います。

自分はそれが「教育」の意味であり、「自信」を持つことだと思っています。