今朝は早くから、オランダにいる武術兄弟の渡辺さんと電話でゆっくりと語り合いました。

政治のこと、日本の未来のこと、思い出話しや近況の様子など、話していて本当に楽しかったです。

その中でも「知性」についても語ることがありました。

(有難いことに、今でもずっと友情が長く続いている自分の古くからの親友の仲間達はみんな個性ある「知性」に溢れています。

私が思うに 友の前で恥ずかしい行動は一切できぬ、という気持ちが生まれ、

今でも互いに切磋琢磨できるところから学んできたことも多くあるのだと思います、これも感謝ですね!)


自分が思うに「知性」は実際の見聞の中で多くの人々とふれあいながら、

同時に学び 人生経験の中の「五感」で自分自身が磨かれていくものだと思います。


ただ学校にいれば身に着くものではない、ということです。

本来、学校はブランドを求める場所ではなく「知識の身につけ方」ノウハウを教えてもらうところです。

テストの成績が一期間(これが大事)に高得点をとれたところで、それは「頭がいい」ということではありません。

それをいつからか集団心理を操ってでも、

学校のテストや偏差値の点数が高くて暗記による勉強ができる人物を「頭がいい」というような謀の結果、
現在の日本の教育問題にもつながってきたのだ、と思います。


その中で、振り返り思うことで、自分なりの「知性のある人」の特徴を列挙してみたいと思います。

「知性が豊かに感じた人」

話しが面白い、学ぶことが多い。

感性が豊か、情緒的。

聴き上手、会話のキャッチボールが楽しい。

余裕を感じる。

いろいろな年代の人たちと話が通じる。

毎日にメリハリがある様子が見える、発見が多い。

自己責任がしっかりしている。自分のことを自分でできる。

自発的、積極的、行動的。

意識には倫理道徳の遵守がある。悪しきものへの批判がしっかりできる。

計画的、戦略家。

眼に力を感じる。

うまくいくことでも、うまくいかなくても努力をしている。

直感的、真実を大事にしている。

信念がある。

(時間が経って 会った時の印象として 
本質的に、人間にあまり変化がない。やる気に満ちている。むしろ前よりも活き活きしている)



「知性を感じない人」

言葉数を話したとしても、あまり意味がない。

固定観念の中でしか話せない、機械的。

自分が得をすることだけ関心があり、ほとんど聴いていない様子。

余裕やゆとりを感じない。

共通項を持つ人だけ話しが通じる。

日々に不満が多いように見える。

何でも、他人任せ。

他動的(周りがやったら、自分もやる 周りがやらなければ、自分もやらない)消極的、行動は自分からは起こさない。「口癖は、何かあっても私・俺は知らないよ、と言って来る」

無意識的な思いつきだけの発想、個人的嗜好に気に食わないことへいちゃもんをつけてくる。

無計画、妄想的な謀略家。

目つきがトロンとしている。

いつも、うまくいかないと思っている。何でも人のせいにする。

誤魔化しが多い、根拠のない神秘主義が好き。

信念を感じない。

くたびれている雰囲気が滲み出ている。



個人的な感想ですが、並べてみました。

やはり人間は精神力です。

精神が強いからこそ、逆境に耐え 辛苦を乗り越えてきたからこそ、

人間の味や風格が自ずと表れてくるのだと思います。

これもまた、因果応報の原則につながっていると思うのです。