よく世間では「おたく:オタク」という言葉が聞かれます。

オタクと専門家の違いとは?

簡単である。

オタクは自分の世界だけで完結しているだけであり、


その共通の嗜好の範囲以外に出ることはないでしょう(たとえ数が増えたとしてもそれは一時的なものです)


専門家は自分の極めた世界が多くの人へ活かされます。その範囲は大きく越えて広がるものです。

それに専門家や芸術家の仕事は「ある分野」において 深い精神衛生の面でも潔く


多大な時間と労力をかけて 研究し尽くして、極めたりした人々が構築した「健全な世界」です。

時に、それは歴史に残り 大きな感銘を国家や民族を超えて人々に伝わり 


たくさんの人達に活かされる偉業をいうと思います。

結果として多くの人々に喜ばれたり、人間の感覚の進化や進歩に貢献するはたらきを持つもので、


故に専門家や芸術家たちは子孫代々にまで富がもたらされたりもします。



つまりは、オタクは有限的であり、究めて短い一時空間においてのみ存在し、

専門家たちが成し遂げた世界は「発見」とも呼ばれ その行いは無限に語り継がれることになるでしょう。



この二つは、基準が曖昧な現代人たちにとっては区別しにくいのかも知れませんが、


大きな違いがあると思います。