今年は大きなカンフーブームも起こり、リバイバルもあり、


新しい人もカンフー:功夫:中国武術に関心を持たれるいい機会になりました。

北京の大会も終わり全体的に武術界も落ち着いていくと思います。



未来と武術を重ねて考えて思うに、

武術運動は全世代の方が行える生涯スポーツであり、正しい技術と道理に適っていれば、

いつでもどこでも 誰でも気軽にふれられて、行うことができる分野なのは理想を実現していると思います。

そして攻防意識という面を深く考えれば 防衛技術であり、心身共に自らを鍛える自衛運動でもあり、


多くの人を楽しく喜ばせる パフォーマンスとしての伝統文化・芸能の部分も多くあります。

それを日々実践し、その言葉通りの活動が大事だと思っています。

一時期武術界は、競技的側面を多く追及し過ぎたあまり、本来の姿とはかけ離れてしまいました。

「勝負世界だけの競技スポーツの世界」と「生涯体育:心身の育成の世界」とは全く同じ世界ではない、


ということも整理して理解することが大切です。

多くは混同がありますが、


それは活動に理論と実践が伴っている方が少ないために起きてしまう現象だともいえると思います。

誰だって自分の未来をよくしたいと思い、心身共に強くなりたいと願っていると思います。



時間は人間に誰でも平等です。功夫には「時間」という意味もあります。

「時間」の重なり、と「事実」の連続が未来を創っていきます。

世間を見渡すと、未来や将来を思う、というと


精神的不安や健康不安・肉体的な心配事が多く起こりやすい環境がいつも少なからず介在していると思います。

だからこそ元気な時に、更に心身が丈夫になっていく実感とその過程を知っていくことが大事だと思っています。

世の風潮という空気は、「そうではない」と言いながらも 多くが気付かぬうちにも作り出されてしまうことが多々あります。

人間は生き物なので、たとえ身体に不具合が起きてしまった場合は、それをひたすらに直していくことがベストです。

今健康だ、という人も未来の自分の心身の活性化を保ち続けるために、


日々 筋肉と骨を丈夫にする運動を心掛けて、内蔵の動きを常に活性化させる動きをして 


良好な感覚を保ち 大脳のはたらきがいつもいい感覚でありたい、と思うのです。



様々な運動も良さは他の項目にもたくさんあります。


レジャーとして流行としても経済を活発にするブームもいいと思います。



自分は、今までに続けてきた武術が一番好きです。

面白おかしくはないけれど、真摯に打ち込めて 過ごした時間に偽りはなく、心身ともに喜びを感じられます。

世間には毎日朝から晩まであちらこちらで「ネガティブ:消極的」な情報が流れます、


それはそれで一つの現実なのかも知れませんが、



自分は、それらと関連することがあっても乗り越えられる自信を持っています。

今までに「拳」を握り締めてきて、何度も乗り越えられたから。