北京オリンピックの聖火が消えた。

ひとまず4年に一度 世界中の人々が見るオリンピックの火が北京から消えた。



その火は、どこへ行くか。そのまま消える火もあるだろう。

開会式前 火の灯る前に あるいは途中で点火できなかった炎もあったと思う。



今宵世界の人々が、それぞれにそれぞれを思うだろう。

大切なのは また明日が来る。


誰であっても 現実に戻る。

熱狂の火は消えた。

人によっては、しばらく つかの間の安泰の温室で楽しく過ごすこともできるだろう。

しかし、

誰であっても 現実に戻る。


一番 強いのはオリンピック標語にある

より速く より高く より強く 生きる人ではない。

日々の毎日に「一瞬」とも消えることのない「希望の灯火」を持っていて


目立たないほどの絶え間ない努力をしている方々が一番貴い。



何気ない生活をしている普通の人々が世界中で頑張っているからこそ現代のオリンピックがある。



天の下に人は誰でも平等である。


明日は誰にもある。



一番大切なのは 何があっても自分の魂から思う 希望の灯火を消さぬようにすることだ。