今週はお盆休みに入り、フィットネスクラブでは普段には来られない方々も午前・午後も来るので

クラブによってはスペシャルイベントや特別レッスンを行うことで、今週は大忙しになりました。

自分はこういう時はかえってやる気が出てきます。


太極拳以外にも、武術の動作を多く取り入れてみたり 気功では五禽戯や八段錦を紹介したりしました。

その反応を見るのもまた自分自身が勉強になりますし、そういった非日常的な感覚が楽しく感じます。

今までに関心がなかった方が興味をもってくれるきっかけになるので、とてもやり甲斐があります。

日々、いろいろと世間を見て感じることは「自分らしく」いられる時間を持っている、という人は(特に30~40代)とても少ないようです。

時に人と話しをしてみると判りますが

「自分の意見や言葉」を持っていない方が多くいるのだ、と感じる時がよくあります。


それは、そういった訓練も時間も過ごせなかったから、だと思います。

職場によっては、上から言われた言葉なら 

それに自分で善悪の判断をすることができず、ただ従うだけで来てしまったからでしょう。

自分の内面の潜在意識の中で葛藤などの問題が起こるのも そういったところからだと思います。


人は心に余裕がなくなると、無気力や無関心 無感動になりがちなのだと思います。

そうすると「気付かない人=’気付き’のできない人」になってしまいます。

その気付かないことからおこる心無い行動(言動の内容や態度)が無意識のうちに

人をがっかりとした気分にさせてしまうのをよくみかけることがあります。


お盆休みは多くの方々が「自分らしい時間」を過ごせるので、

その時こそ大きな発見ができるきっかけになれば と思ってレッスンを一生懸命に行っています。


人生はできるべき時にやっておく、ということがとても大事だと思います。

特に身に着けた感覚や能力というのは、宝物だと思います。


誰でもできる作業というのは、自分以外の人にでも任せられますが、

自分にしか出来ないこと、があればそれは大きな強みになると思います。


人生は、誰かにやらされることをする生き方ではなく、

自分から自発的に行うことが、

誰かの為に役立てたり 喜ばれたりすることがあって「やること」の楽しさを実感できるのです。

時には大変なことがあっても、それをまた乗り越え、また新たな力を身につけていく習慣をつければ 

どんな時代であっても どんな時流や風潮の中でも惑わされず「自分らしい生き方」ができると信じています。


それは日々のちょっとした「自分らしい時間」の積み重ねから始まり、

自分自身の、気力を充実させ、関心を高められ 感動を引き出せることにつながっていくのだと思います。