雨の日はチャンスです。

あちらこちらで、人それぞれが持つ無意識の中の意識力を垣間見るのにとてもいい機会になります。



雨の日ともなると、何かと作業が増えるものです。

昨日の時点で雨が降る、と解っているのですから それに対処する何気ない所作の中で


心身的にも時間的にも「ゆとり」がどれくらいあるのかを どなたも自分自身で証明しています。



見てみれば、日々ゆとりや時間のない人の判断力は鈍くなっています。


ゆとりのある人は落ち着いていますから判断力・分析力がはたらき物事への対処能力を大きく発揮します。



日々の生活の中で「無意識」でも どのくらいの「意識力」があるかで人間の行動や思考は人によって大きな差が生まれます。

無意識の中の意識力 つまりは「潜在能力」は日常の習慣の中で培われていくものだと思います。



様々な面で予測したり、対応する感覚を準備できるのは、常日頃から心構えができているからです。

物事は何でも心構えがあるかどうかで全て決まります。



仕事においても、プライベートでもだらしない人間の多くは今この瞬間にでも遅れを取り続けています。


遅刻する常習者やミスを繰り返す人が「何度言ったら解るんだ」などと言われている人がいますが、


言われた言葉が解らないのではなく、その人の脳感覚と経験がその状況への理解に追いついていないことだと思うのです。

雨の日には、ふと突然にいろいろと思い出すことが多くあります。


それがまた自分の中の無意識の中の意識に言葉になる前の感覚の記憶が何気ないところでも入力されていくのが解ります。


静かな雨音が奏でるメロディは不思議な時間感覚の中で過ごさせてくれます。