生命の尊さ

人は、誰でも一人で生まれてきた訳ではありません。

ご両親のあたたかな想いと、大いなる天の意志がはたらいて「命」が生まれ、この世に、存在を果たせました。

人は生きる中で、怒り　悲しみ　憂い　楽しみ　笑い　喜びを通じて、その心を育んでいくはずです。

それは誰でも知っているべきことが、いつの日か身勝手な感覚に支配され、自分と同じように尊い命を、他には軽く扱うような出来事が起きるのを残念に思います。

人の生命の尊さが解らない、という事は「自分の生命」の尊さが解らない、という事に起因していると思うのです。

自分の生命は「自分だけ」のものではありません。

何代も前から続く遺伝子を受け継ぎ、多くの支えてくれている方々の思いやりと恩恵があってこそあるものです。

この世に生まれる生き物は全て、人や大自然のはたらきに役立つために地上の万物は存在しています。

いつの間にか、あたかも世の中は機械のような人間ばかりが多くなったのかも知れません。

改造：カスタムしてみよう・・故障したから終わり、壊れちゃった、また買えばいいか。いつだってこんな感覚。

機械は便利なものですが、いつからか人が機械に振り回されています。