11月11日~17日まで北京にて国際武術連盟主催の『第9回世界武術選手権大会』が行われました。


大会では国際武術連盟の115のメンバー国の88カ国から1000人あまりの選手が出場しました。


中には小学生ぐらいの選手もあり、相変わらず半ば無理やり出させたような印象もありました。


この競技会では自選競技と規定演技合わせて22種目、組手による「散手」が18種目。


来年は、北京五輪期間中の8月21日から24日まで、国家五輪体育中心で「北京2008中国武術大会」として行われます。


現在中国では、各地で国際大会が行われており、今大会は03年からはじめたオリンピックを意識したルールで行われる競技会です。


開幕式(ここから見れば、競技会の様子がわかります)

http://jp.youtube.com/watch?v=wbA6tNaGjBs&feature=related


成績表

http://www.iwuf.net/annals_03.asp?id=19

(中国がダントツで1位・・・当然ですが)


http://jp.youtube.com/watch?v=bEP1CNEANxE&feature=related


http://jp.youtube.com/watch?v=u3OuUvOO6vU&feature=related


http://jp.youtube.com/watch?v=gqe69GYBfrM&feature=related


http://jp.youtube.com/watch?v=2_wlIN5oBr8&feature=related



中国代表 袁暁超(山西省)の長拳

内容は素晴らしい!

http://jp.youtube.com/watch?v=Ehm7PvUvIBU


趙慶建の刀術  

以前からのお約束の北京からの出場、しかし疲れが足にきているのが解ります。

来年までもつだろうか・・

http://jp.youtube.com/watch?v=MJm1s0Jc00o&feature=related


来年の大会までは選手はどれも大変なトレーニングを積まねばならないのですが、

最近はこのルールでは選手寿命がどんどん短くなってきています。


日本チームの印象は難度動作に合わせて無難な動作を組み立ている感じがして、「武術」としての技がかなり不足していると思います。


本番では「武術」としての、突きや蹴りの意識が重要視される分、注意が必要です。 


中国国内では、伝統拳術の大会や気功展示会や太極拳の交流大会がたくさん行われていて、

その受け皿になる大会も多く行われています。


日本ではまだまだ始まったばかりの競技でアマチュアなので、

ゆっくりと普及をしてもらいたいな、と感じます。