今までにも小さな頃から日本の時代劇を見てきてアメリカの西部劇なども含めて「正義」を考えるための、映画やテレビ番組、あるいは舞台などもたくさん見てきましたが、自分にとって大事な考え方を教えてくれたもの、それは「カンフー映画」です。
カンフー映画が教えてくれることで大事なことは、自らの精神力と不断の努力の成果による「手」と「足」を鍛えてたたかうこと です。
最近ではテレビや映画、あるいはアニメーションではフィクションだとはわかってはいますが残酷なシーンが多いのに気付きます。
銃や爆弾などを安易に使い、いとも簡単に大勢の人間が殺傷されるシーンが流されます。
最近では実際の格闘技やボクシングなどを見ても口汚い言葉で互いを罵りあい、ただ相手を叩きのめすことばかりに意識を向け、人への敬意というものを感じなくなりつつあります。
きっと現実の社会でも何らかのそういった影響があるのでしょうか、
社会の傾向や風潮には殺伐した空気が流れます。
こういったことは現代では、個人の知性と理性による判断力にかかっています。
学校でも家庭でも教えてくれる人は少ないようです。思えば生と死、つまり「生きていくことの重要さ」とかにも実際に真剣に一生懸命に考える事、伝えていくこと、そのものが失われつつあるのかも知れません。
私は70年代から80年代の香港で作られた所謂カンフー映画が好きで、いろいろと影響を受けました。中でもショウ・ブラザース作品はいいと思います。
この時代の特徴は、敵がどんな汚い手口をつかって嫌がらせを仕掛け、激高するほど怒りを誘わせても、理性の中で闘いながら、最後は相手を失神させ 降伏させるところで終わる、というところがいいと今でも思います。
「たたかう」理由は、ある人(人々)が起こす、腐敗した精神汚染や誤った行動のために困難に陥る人が多く出て、それを阻止するために止む無く、その行動をとるのです。
好んでたたかうのではなく、止む無く闘わざるを得ない、ということです。
自分も人生では様々な経験をしました。
その実際の生きていく中で、今までに頭にくることもたくさんありました。ケンカもしました。
しかし、相手の存在を奪う、ということはどんなことがあっても絶対にしてはならない、という意識があります。
確かに日本という国は歴史的に見てもアジアの知恵の結集した文化土壌にあります。
だからこそ国土は小さくとも世界に誇る経済大国になりました。ここ数年の改革による国家の建て直しが出来たのも、高い成熟した文化の上にあるからだといえます。
私が好きな「忠臣蔵」のように、美学を貫くために尊い生命が失われる悲劇は時代によっては共感・理解ができますが、
思えば人は何時の日か追い込まれることによる危機に遭遇することは誰でもあるのでしょうが、知恵として、困難はそれをいかに乗り越えられるかによって変わります。
(おそらく江戸時代に描かれる悲劇は、中国大陸の文化輸入を止めてしまったからこそ起こったのかも知れません・・)
現代に武術やカンフー文化は今や時代のニーズが求めているようにも思います。
人間の力:大脳から起こる創造力、判断、分析、取捨選択する能力を高め、練功による筋力トレーニング、つまりは肉体の強化、健康維持をすること、自衛方法を身につけること、
これらを効率よく効果を上げるという、時間的空間的にも活かすことが今必要だと思います。
物事は終わり良ければ、全て良し。
日本を含めて、世界中のたくさんの方々が日々、平和的で健康で、楽しく毎日が頑張れるようにするために、自分は武術を通じた活動にがんばっていきたいと思うのです。
PS:今日は「堂本剛の正直しんどい」のオンエアに、私が出演いたします。
「堂本剛の正直しんどい」
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酔拳マスターとして頑張りました。
本日、テレビ朝日 深夜12:15~12:45になりますので、
よろしくお願い致します!
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