9月に入り、朝晩は涼しくなってきました。

それでも体育館は今日も日中はとても熱かったのですが、今日はメンバーの練習にもまた熱が入り その頑張りに頼もしく感じました。

大人に混じり小学生・中学生もともに一緒に楽しく頑張る姿勢。

今日の練習は、共に「いいところ」を出し 共感し合い励ましあうことが自然に生まれて、

それぞれに「できるところ」から始めて「できるようになった喜び」を大事にする、これがいい雰囲気の中で現れた練習でした。

自分はこういう瞬間にいられた時に ずっとやって来た「嬉しさ」を感じます。

参加された、それぞれが「範:手本になるべきもの」になっています。

例え うまくいかなかったなら、うまくやっている人を見て、自然の流れの中で学ぶ姿勢、互いに切磋琢磨し合いながら充実した時間を過ごす。

人の世はうつろい易く、その中で自分は時々不器用だとは思うけれどもなんとか頑張ってやり通す事だけが信条、

失敗はいつものこと、その中で何でも学べるところから学び 自分が丈夫に強くなれるようなんとか努力を重ねてきた。


実は、今の日本が失いつつある「規範」というもの。

今や、何が良くて、何が悪いのかわからなくなり、

いつしか「こういう大人はダメだな」「こういう子供はダメだな」と感じ、共に見下すような風潮や空気がある日常。

それぞれが信頼を失い、失望感を広げ見えない未来に不信感を抱く・・

今や政府を挙げてもうまくいかないことでもあるのに、

今日の練習では皆さんが頑張っていた姿の中に、自分が過去に一番頑張って、辛くとも楽しかった時期の練習をふと思い出しました。

それに今日は小学4年生の小さな男の子が初チャレンジして、皆の流れの中で訳がわからなくとも頑張っていた。

お父さんが「頑張れ」という空気の中での眼差しが見える。

練習仲間の皆が「頑張れ」というやさしい眼差しがある。


1984年の9月に、当時所属した東京の太極拳の組織を辞め、移籍した全日本太極拳協会の日本武道館道場での「いい空気」を思い出しました。

その中で生涯の友と出会い、その出会いがまた広がっていく。

「武術っていいな」と感じました。


2001年にアメリカで胡堅強老師を何処で探し当てたのか、より多くを学んできた親友からのすすめとアドバイスがあって自分も訪ねました。

http://jp.youtube.com/watch?v=0eaKrriBowM

http://jp.youtube.com/watch?v=KaQUkQumasY&mode=related&search=

http://jp.youtube.com/watch?v=fYqVw52KqxY&mode=related&search=

「映画少林寺」公開当時に中学生で憧れた胡老師の武術セミナーに参加させて頂いて感動したことは、

その胡老師はどんなことでも一切「手」を抜かない、誰にも声をかけ共に頑張るぞ、楽しいぞ!の姿勢。


その時また改めて「武術っていいな」と進化した形で感じました。

それが6年前。

そして今日は我がチームの機動力に感銘を受けました。


他にも素晴らしい世界はたくさんあります、でも身近に感じられたリアルタイムは何よりも「宝貴:たからもの」です。

明日(今日)は皆、筋肉痛かな でも自ずから「希望のエネルギー」を使った充電期間でもありますね。

今日は楽しかった、また皆さんに力をもらいました。

これをまた皆さんにフィードバックしたいと思います。

それに今日は11月11日(日)にずっと以前から親交のある 鄧兵中国武術会の演武会に「横浜武術院」からも是非と鄧兵さんから要請があり、今日は「旬」の皆さん達に出場を打診しました。

(大会の内容は活動状況のところをクリック)

http://www.touhei.com/index2.html

安徽省のツアー出発の3日前ですが、これもひとつの今年の記念すべき思い出の一環として「共に」頑張っていこうと思います。